鶏卵の卸価格 上昇が一服 いぜん例年より割高
鶏卵卸価格の上昇がやや一服した。JA全農たまご(東京都新宿区)が集計した5月7日の卸価格は、Mサイスで1㌔230円と前営業日と比べて5円(2%)安になった。ゴールデンウィークで産地にたまった在庫が売りに出たため、供給が増えて価格が下がった。ただ、これでも鶏の飼育コスト上昇などを背景に相場は例年より高い。
すし職人の技 世界で競う 11月東京で決勝大会
日本とノルウェーのすし関連団体が協力して、世界各地のすし職人が腕を競う大会「グローバル寿司(すし)チャレンジ」を開く。各国・地域での予選会を経て、11月25日に東京で決勝大会を開催する。海外でも人気の高いすしの普及をさらに推進するため、知識や技能を底上げするのが狙い。
ノルウェー政府が地元産サーモンの海外での消費拡大に向けて設けた団体と、衛生管理などの技術普及を進める日本の民間団体「国産すし知識認証協会」が主催する。
経験5年以上のすし職人が応募できる。5月以降に日本を含むアジアや欧州、米国の14カ国・地域で予選会を開く。それぞれの優勝者が決勝に進出する。
大阪中小企業は下期業況改善見込む 大商調べ
大阪商工会議所が実施した中小企業の経営課題と賃金動向に関する調査によると、会員の中小企業が2015年度の業況を売り上げ、経常利益とも下期に改善すると見込んでいることが分かった。
売り上げが前年同期に比べて「増える」と回答した企業が、上期の35.8%に対し下期は42%。同様に経常利益も「増える」とする企業が、上期31.3%に対し下期は38.8%と回答。業況は下期に改善するとの見方が多かった。ただ増加率は、非製造業と製造業では差がみられた。売り上げ、経常利益ともに10㌽以上非製造業が高かった。
また、58.8%が国内雇用の拡大を予定し、国内雇用拡大企業198社中、179社(90.4%)が正社員の採用を示した。また、228社(61.5%)が賃上げし、その57社(25%)がベアも実施する旨、示した。調査は4月6~17日、会員企業2897社に調査票を送付、371社(12.8%)から有効回答を得た。
大林組 農業に参入 5年後年商30億円目指す
大林組は農業に参入する。野菜生産ベンチャーのスプレッド(京都市)と組み、2017年度までに首都圏で大規模な人工光型の植物工場を設け、レタス生産を始める。これとは別に、太陽光型の工場でトマト生産も始める。野菜を安定調達したいスーパーなどの需要は拡大中で、5年後に農業で年商30億円を目指す。ゼネコン(総合建設会社)大手が主体的に農業を手掛けるのは珍しい。
レタス工場は延べ床面積5000~6000平方㍍で、1日3万株を生産する計画だ。春夏は35日、秋冬は40日周期で栽培し、年8~10回収穫する。スプレッドの販路を使って、スーパーや外食店に卸す。将来はホウレンソウや水菜など葉物野菜を中心に品目を広げる。立地は千葉県の工業団地などを検討している。投資額は15億~20億円の見通し。