ザ・リッツ・カールトン大阪に初のビアガーデン
大阪市北区の「ザ・リッツ・カールトン大阪」は4月25日、開業後初となるビアガーデンをオープンした。会場は5階のテラスで、木々に囲まれ、噴水のある中庭に16席を用意。昨年まではシャンパンガーデンを開いていた。営業は9月30日までの午後5時半~10時。生ビールのほか、関西や海外から、小規模な醸造所で造った「地ビール」も10種類以上集めた。90分制で1人5085円(サービス料含む)。
異例の春、卵卸価格が上昇 1カ月で7%高
卵が値上がりしている。ここ1カ月で卸価格は1割近く上昇し、東京都内のスーパーでは特売を減らすケースも出てきている。鶏に与えるエサの輸入価格が円安で上昇し、養鶏業者のコストが上がっているためだ。かつては”卵は物価の優等生”といわれ、小売価格が安定している代表的な食品とみられてきたが、円安の影響は避けられないようだ。
指標となるJA全農たまご(東京都新宿区)の卸価格(Mサイズ)は、1カ月で7%上がり1㌔当たり235円となった。例年春から夏にかけては、鶏が卵を産みやすくなり生産量が増える。一方で需要は一服するため、価格が下がりやすい季節だという。ところが、今年は異例の展開で、前年の同時期と比べて約1割高い。4月としては4年ぶりの高値だ。店頭価格は現在、都内で10個(Mサイズ)200~250円程度が多い。
15年度は増収増益見込む「個人消費の回復」近畿の企業
帝国データバンク大阪支社が4月24日発表した近畿の企業の2015年度業績見通し調査によると、、増収増益を見込む企業は27.9%で、減収減益を予想する企業(17.5%)を10%以上上回った。円安や原油安を背景に、製造業や運輸業が明るい見通しを示したほか、訪日外国人の消費効果を期待する小売業も上向きな予想を示している。業績の上振れ要因(複数回答)について尋ねたところ、「個人消費の回復」が43.0%で最もも多く、「原油・素材価格の動向」や「公共事業の増加」などが続いた。また、下振れ要因(複数回答)では「人手不足」を挙げる企業が前年度より7.8㌽高い24.5%に急増した。