大阪・新梅田シティに60匹のこいのぼり 7カ国語で紹介
5月5日の「こどもの日」を控え、梅田スカイビル(大阪市北区)にある広場「新梅田シティ」に60匹のこいのぼりが登場した。60匹ものこいのぼりが空に舞い躍る姿は壮観だ。
同ビルは空中庭園などで訪日外国人観光客の人気スポットにもなっている。そのため、外国人観光客に「こいのぼりは子供たちの成長を願うシンボル」との説明を、外国人にも分かるようにタイ語、ドイツ語など含め7カ国語で電光掲示板に表示、紹介している。5月8日まで。
近畿の3月失業率6カ月ぶり悪化3.7%に 求人は堅調
総務省が4月28日発表した近畿2府4県の3月の完全失業率(原数値)は、前年同月比0.1㌽上昇して3.7%となり、6カ月ぶりに悪化した。より良い待遇を求めて離職する人が増えたことで、一時的に悪化した可能性がある。
一方、厚生労働省が同日発表した近畿の3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01㌽上昇し1.21倍となった。1倍以上の状況が2年以上続き、高水準を維持している。関西を訪れる外国人旅行客の増加で飲食業などの求人が引き続き堅調だった。
府県別の有効求人倍率は大阪が1.30倍、京都が1.26倍、和歌山が1.12倍、滋賀が1.11倍、奈良、兵庫が1.08倍だった。
「なんばCITY」南館 58新店舗加えリニューアルオープン
南海電鉄が運営する商業施設「なんばCITY」南館(大阪市中央区)が4月27日、リニューアルオープンした。
リニューアルのコンセプトは「-REBORN-新たに生まれ変わる南館。オフタイムを充実させるリラックス・ライフスタイルをプロデュース」。20~30代のカップルやヤングファミリーをターゲットに据え、ファッションブランドだけでなく、生活雑貨店、食品専門店なども加わった。
全国初出店も含む物販店・飲食店など58店舗が新たにオープン。2階に東急ハンズの生活雑貨店「ハンズビー」が大阪初出店したほか、ハワイの人気カフェ「ブルーハワイライフスタイル」が全国初出店した。
3月18日にリニューアルした「なんばCITY」本館や隣接する「なんばパークス」とのすみ分けを明確化する一方、なんばCITY南館2階になんばパークス側の「なんばカーニバルモール」に降りるエスカレーターを新設し、施設間の回遊性を高めた。
今回のリニューアルは1980(昭和55)年の開業以来最大規模で、30億円をかけ店舗構成、館内環境などを全面的に見直した。
道頓堀川に期間限定で「ジャズボート」遊覧運航
一本松海運(大阪市北区)が4月29日から、ジャズの生演奏を楽しみながら道頓堀川を遊覧観光する「とんぼりリバージャズボート」を、週末を中心に期間限定で運航する。
2013年に始まり、今年で4回目となる恒例企画。プロのジャズ奏者が同乗し、ジャズの生演奏を聴きながら、川面から大阪・ミナミの街並みを眺め楽しめるのが特徴。
航路は、湊町船着き場(湊町リバープレイス北側)を出航し、戎橋をくぐり日本橋で折り返して、再び湊町船着き場に戻る。乗船時間は約40分。乗船料金は大人(中学生以上)1800円、子供(小学生)500円。11月27日までの土・日曜日および祝日を中心に運航する。定員は各便20人。
関西の名店集結 5/3~5 大阪・堂島でフードフェスタ
関西の名店が集結し5月3~5日、フードフェスタ『FOOD SONIC 2016』が大阪市福島区のほたるまち(朝日放送・堂島リバーフォーラム周辺)で開催される。
夏の音楽フェスタ『SUMMER SONIC』の兄弟イベントで、初開催の昨年は大阪城ホールで入場料が必要だったが、今回は無料でパワーアップした内容となっている。
スペシャル、名店、ワールド、麺バカ、スイーツとジャンル分けされ、バリエーション豊かな約32店舗が参加する。中国料理、割烹料理、行列ができるおでん屋など、食べ歩きが好きな人にとってはたまらない店が揃っている。
また、イベントとして人気ブロガーによる座談会、注目アーティストによるライブなどが予定されている。
司馬さんの壮年期の作品世界を紹介 没後20年記念企画展
没後20年を迎えた作家、司馬遼太郎さんの壮年期の作品世界を紹介する企画展「司馬遼太郎の軌跡2『竜馬がゆく』~『坂の上の雲』『花神』」が4月19日から大阪府東大阪市下小阪の司馬遼太郎記念館で開かれている。
後にベストセラー作品となる数本の骨太の連載小説を同時に抱え、精力的な仕事ぶりがクローズアップされている。企画展では『竜馬がゆく』の連載を開始した昭和37年から『坂の上の雲』『花神』の連載が終わるころまでの約10年間に焦点を当てている。
この時期には既述の作品のほかに『新選組血風録』(37~38年)、『燃えよ剣』(37~39年)、『国盗り物語』(38~41年)など、複数の連載小説をほぼ同時平行で執筆。また、短編小説、エッセー、対談などもこなし、驚くべき仕事量だったことがうかがえる。