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2月外食売上高 ファストフード除き3カ月ぶり増加

2月外食売上高 ファストフード除き3カ月ぶり増加

日本フードサービス協会が3月25日発表した2月の外食産業市場動向調査によると、売り上げは3カ月ぶりに前年を上回った。記録的な大雪に見舞われた前年に比べ、天候が比較的穏やかで、客数、売り上げはファストフード以外の業態で前年を上回った。客単価も引き続き好調だった。ファストフードの売り上げは前年同月比5.7%減だった。特に洋風では日本マクドナルドで起きた異物混入問題の影響が消えず、同16.2%と大きく落ち込んだ。パブ・居酒屋は店舗数が同4.7%減となったが、穏やかな天候が寄与し客数は同0.8%増と13カ月ぶり、売り上げは同0.3%増と34カ月ぶりに前年を上回った。ディナーレストランの売り上げは同10.1%増、ファミリーレストランは同8.9%増、喫茶は同5.7%増といずれも好調だった。

国産養殖クロマグロ1割安 築地への入荷量は前年並み

国産養殖クロマグロ1割安 築地への入荷量は前年並み

クロマグロの幼魚(ヨコワ)をいけすで3年程度育てて出荷する、国産養殖マグロの東京・築地市場への入荷量は前年並みだ。卸価格は1㌔当たり3000円程度で、前年同期比1割安い。いけすへの幼魚の投入量が近年減っており、出荷量は今後減少するとの声も聞かれる。一方、東京都内の鮮魚店では国産の養殖クロマグロ(赤身)は、100㌘当たり1400~1500円で販売されており、全円と大きくは変わっていない。

関西をトップレベルの医療拠点に 関経連が15年度事業計画

関西をトップレベルの医療拠点に 関経連が15年度事業計画

関西経済連合会は3月25日、2015年度の事業計画を発表した。主な内容は①今年策定した医療ビジョンに基づいてアクションプランを作成し、関西を世界トップレベルの技術革新拠点に成長させることを目指す②関西財界人による「日中経済人会議(仮称)」の開催を目指す③関西の観光資源を海外メディアでアピールするなど、訪日外国人誘致策を推進する④東京一極集中の是正に向け、リニア中央新幹線の全線同時開業などを引き続き、国などに働きかける–など。

食用油 業務用卸価格は2年ぶり上昇 家庭用は交渉難航

食用油  業務用卸価格は2年ぶり上昇  家庭用は交渉難航

飲食店や惣菜店が使う食用油が2年ぶりに値上がりした。業務用の卸価格は大豆油や菜種油が前月比100円(2.7%)上昇し、1缶(16.5㌔)当たり3850円(中心値)となった。2014年2月以来の高値だ。製油各社は1月から、円安・ドルによる原料調達費の増加を理由とした値上げを進めていたが、需要家に一部受け入れられた。一方、スーパーなどで販売され、一般家庭で使用される食用油の値上げ交渉は難航している。製油各社は4月以降の一段の値上げを発表しているが、需要家の反応は鈍い。

名称は「エキスポシティ」万博遊園地跡地の複合施設

名称は「エキスポシティ」万博遊園地跡地の複合施設

三井不動産は3月25日、大阪府吹田市の万博記念公園内の遊園地跡地で、今秋開業予定の大型複合施設の概要を発表した。名称は「エキスポシティ(EXPO CITY)」大阪市の水族館「海遊館」が手掛ける新施設や体験型の英語教育施設、人気アニメ「ポケットモンスター」の教育・娯楽施設など、計7種のエンタテインメント施設が入る。海遊館が初めて本体外で手掛ける新施設の名称は「ニフレル」。日本最大級の高さの大観覧車「オオサカ ホイール」も開業する。商業施設の「ららぽーと」も併設する。

「大阪を楽しくする19。」大阪環状線でEXILEとコラボ

「大阪を楽しくする19。」大阪環状線でEXILEとコラボ

JR西日本は3月25日から大阪環状線で、人気グループEXILE(エグザイル)と連携し、コラボレーション企画「大阪を楽しくする19。」を展開する。めんばーの数と環状線の駅数がともに19で同じだったためコラボが実現したという。EXILEの広告で埋め尽くした電車(8両編成)も登場する。メンバー1人ずつを各駅に割り当て、ポスターを掲示する。これで、これまでの環状線の古くさいイメージを一新できるか。

米国産冷凍牛バラ肉 14年末の高値から3割安

米国産冷凍牛バラ肉  14年末の高値から3割安

牛丼チェーンなどが使う米国産冷凍牛バラ肉(ショートプレート)が続落している。足元の国内卸価格は1㌔当たり800円前後で、2014年末の高値から3割ほど安い。14年に価格を押し上げた中国の引き合いが弱まっているのが最大の要因だ。当面は中国の需要が14年のような勢いを取り戻す気配はない。このため、地合いに変化はなく、1㌔当たり700~800円台で落ち着くとの見方が有力だ。

サクラマス卸価格 主産地の水揚げ減で3~4割高

サクラマス卸価格 主産地の水揚げ減で3~4割高

さくらの季節に旬を迎えるサクラマス(本マス)が高い。主産地の青森などで水揚げが少なく、東京・築地市場の卸価格は1㌔当たり2000~2500円と前年同期比3~4割高となっている。大畑町漁業協同組合(青森県むつ市)の3月の水揚げ量(3月15日時点)は前年同期比5割弱少ない。サクラマスは海を回遊してきたヤマメで、体長は70㌢にもなる。産卵のため河川に戻ってくる。

米朝さんに1200人がお別れ 大阪・吹田市で通夜

米朝さんに1200人がお別れ 大阪・吹田市で通夜

3月19日、89歳で亡くなった落語家で人間国宝の桂米朝(本名・中川清)さんの通夜が24日、大阪府吹田市の公益社千里会館で営まれた。人形浄瑠璃文楽の竹本住大夫さん、歌舞伎俳優の坂田藤十郎さん、落語家の桂春団治さん、タレントの西川きよしさんら各界の関係者やファン約1200人が参列し、上方落語を復興し、今日の発展を築いた立役者をしのんだ。葬儀は25日午前11時から同会館で営まれる。

関空 着陸料割引制度を2年延長 発着回数の増加狙う

関空 着陸料割引制度を2年延長  発着回数の増加狙う

新関西国際空港会社は3月24日、3月末で期限を迎える関西国際空港の着陸料割引制度を2年間延長すると発表した。深夜・早朝の着陸料半減など従来の割引を継続する。航空路線の拡充や、発着回数の増加につなげるのが狙い。航空会社が、大阪(伊丹)空港で余った機体を関空に回送して運航させる場合、客を乗せない便の着陸料を無料にする仕組みも新設した。