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コーヒー1年ぶり安値 15年は生産への影響は軽微

コーヒー1年ぶり安値  15年は生産への影響は軽微

コーヒーの国際価格が1年ぶりの安値を付けた。レギュラーコーヒーに使う「アラピカ種」の指標となるニューヨーク先物価格は、現在1㍀当たり150㌣台で推移している。世界生産の4割を占めるブラジルの大干ばつで、生産減の懸念が強まった2014年と異なり、15年は生産量が大幅には落ち込まないとの見方から、価格は下落基調にある。14年は高温・乾燥になったことを受け、1月中旬から3月上旬にかけて国際価格が上昇、3月に200㌣台に乗せていた。15年も少雨の傾向だが散発的な降雨はあり、国際需給に影響を与えるほどの被害にはならない見込みだ。

「外国人増えた」過半数 大商が大阪繁華街調査

「外国人増えた」過半数  大商が大阪繁華街調査

大阪商工会議所が大阪なんばエリアなどを訪れる外国人観光客の購買行動や小売り・飲食店の対応実態把握のために行った調査によると、店を訪れる外国人観光客が「増加傾向」「やや増加傾向」と回答した店は50.4%で2013年度比9.5ポイント増えていることが分かった。同様に中国人観光客も同18.3ポイント増の45.7%と増加していた。中国人観光客のの人気商品は、中国の有名ブロガーが紹介したブルゾンや和包丁・セラミック包丁、化粧品などだった。

大証の調査は14年11月4日~28日に実施した。「船場~なんば」「天王寺・あべの」の両地域の商店街などの飲食店など5279店が対象で、このうち864店から有効回答。

 

新潟産米 近く米国へ輸出開始 長岡・野上米穀

新潟産米 近く米国へ輸出開始  長岡・ 野上米穀

コメ卸の野上米穀(新潟県長岡市)は、新潟産米の輸出を拡大する。同社は現在食品商社を通じて新潟産米を欧州を中心に販売しており、米国での販売も近く開始する。2015年度は前年度より6割強多い50㌧の輸出を計画する。コメ輸出はアジア向けが主流だが、ブランド力を生かし欧米へも売り込む。

コメは全国農業協同組合連合会(全農)を通じて仕入れる。15年度は輸出用として新潟産コシヒカリ20㌧、早稲(わせ)品種の「ゆきん子舞」を30㌧仕入れる予定。13年度には全農を通さずに5㌧を仕入れて輸出したが、14年度から全農を通じた仕入れ方法に変えた。14年度の輸出はゆきん子舞30㌧。

ホットランドが熊本でタコを完全養殖

ホットランドが熊本でタコを完全養殖

たこ焼き店「築地銀だこ」を展開するホットランドは、タコの完全養殖事業を本格化する。養殖跡地の多い熊本県上天草市と連携し、2015年度中に完全養殖したタコの実用化を目指す。15年度に全使用量の約1割に当たる300㌧のマダコを完全養殖し、同社が関西で運営するたこ焼き店「大釜屋」で使用するタコをすべて上天草市で養殖したタコで賄う考え。このほか、タコの輸入先に現地工場を設けるなどして、安定して大量のタコを調達できるようにする。

1月バナメイなどエビ輸入32%減 果実13%減で品不足

1月バナメイなどエビ輸入32%減  果実13%減で品不足

財務省が2月19日発表した1月の貿易統計速報によると、食料品の輸入量の減少が目立った。エビの輸入量は1万1198㌧と前年同月比32%減となった。主力のバナメイなどの国内販売が需要期の2014年11~12月に低迷し、在庫が積み上がったことが影響した。

果実は16万1813㌧と13%減った。円安に加え、米国西海岸の労使対立で物流が停滞していることが響きオレンジやレモンなど米カリフォルニア州産の果実が減少した。その結果、品不足のため国内卸値は前年同月に比べ、レモンは2倍、オレンジは3割高となっている。

19年度食品リサイクル 外食産業50% 政府が目標値案

19年度食品リサイクル 外食産業50% 政府が目標値案

農林水産省と環境省は2月19日、食品リサイクル法に関する有識者の会合を開き、2019年度を目標年度とする食品廃棄物の「再生利用等実施率」の目標値案を示した。食品関連事業者のリサイクル推進に向け、製造業は95%、小売業は55%、外食産業は50%とそれぞれ従来目標値より10%高く設定。卸売業は従来と同じ70%とした。ただ、外食産業の関係者は「分別が難しい」として、新しい目標値案に慎重な姿勢をみせた。

USJ 14年度の入場者数 開業直後の1102万9000人突破

USJ 14年度の入場者数 開業直後の1102万9000人突破

テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)の2014年度の入場者数が2月20日午前、過去最高を更新した。これまでの最高は開業直後の2001年度のの1102万9000人。14年7月に開業した映画「ハリー・ポッター」の世界を再現したエリアが人気を集め、月間入場者数は同月から7カ月連続で過去最高を更新。今年度は最終的に1200万人超えを見込む。記録更新の瞬間、園内では花火が上がり、人気キャラクターのエルモやスヌーピーが登場してお祝いムードを盛り上げた。

おいしいコメ14年産は最多の42銘柄 3銘柄が初の特A

おいしいコメ 14年産は最多の42銘柄 3銘柄が初の特A

日本穀物検定協会(東京都中央区)は2月19日、「おいしいコメ」を判定する2014年産米の食味ランキングを発表した。東京都と大阪府、沖縄県を除く全国の133銘柄を対象に評価。最上級の「特A」は13年産よりも4銘柄多い42銘柄と過去最多だった。新潟県魚沼地区のコシヒカリは1989年産以来のトップ評価を全国で唯一維持した。愛媛県がヒノヒカリで初めて特A評価を得たほか、岐阜県飛騨地区のコシヒカリと島根県の「つや姫」も初めて特Aとなった。

大阪で全国の農産・加工食品集め「アグリフードEXPO」

大阪で全国の農産・加工食品集め「アグリフードEXPO」

日本政策金融公庫は2月19、20の両日、大阪で全国各地の農産品や加工食品を集めた関西最大級の商談会「アグリフードEXPO」を開いた。8回目の今年は約480社・団体が出展した。生産者の販路拡大を後押しするのが狙いで、日本貿易振興機構(ジェトロ)が海外の仕入れ業者に紹介して、輸出につなげることも目指している。会場には鳥取県若桜町のイチゴや青森県のリンゴ、群馬県のこんにゃく、鹿児島県の焼酎など約1500種類の商品がずらりと並んでいた。

大阪地区百貨店1月売上高2.2%増と7カ月連続のプラス

大阪地区百貨店1月売上高2.2%増と7カ月連続のプラス

日本百貨店協会が2月19日発表した大阪地区の百貨店売上高は、前年同月比2.2%増の686億円と7カ月連続プラスだった。伸び率は東京地区の0.7%を上回り、全国で最大。福袋などの初売りが盛況で、外国人観光客の来店が増えた。商品別では、外国人に人気が高い化粧品が15.4%増。高額商品の美術・宝飾・貴金属も16.7%増だった

神戸地区は2.4%減の143億円。京都地区はJR京都伊勢丹が計算方法を変更した影響もあり、13.2%減の210億円だった。なお、1月の全国百貨店売上高は既存店ベースで2.8%減となり10カ月連続で前年を下回った。東京と大阪はプラスとなったが、主要10都市以外の地方では5.5%減となり、大都市と地方の差が大きく開いた。