14年の大阪主要13ホテルの稼働率88%で過去最高
大阪市内の主要13ホテルの2014年通年の平均客室稼働率が88.5%となった。前年比で1.5ポイント上昇し、09年以降では過去最高を更新した。訪日外国人客の増加に加えユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の新エリア効果も稼働率を押し上げた。15年も追い風は続く見通し。
14年の外食売り上げ マクド不振で3年ぶり前年割れ
日本フードサービス協会が1月26日発表した2014年の外食売上高(全店ベース)は前年比0.2%減と3年ぶりに前年を下回った。日本マクドナルドホールディングス(HD)の売上高が、中国の工場で期限切れ鶏肉の使用問題が発覚した14年7月以降、低迷したことが大きく響いた。台風、豪雨といった夏の悪天候も影響した。客数は前年比2.9%減と2年連続のマイナスだった
ファミリーレストランが同3.2%増と順調だったが、ファストフードが同2.1%減と2年連続で前年を下回った。同分野で大きな比重を占めるマクドナルドの低迷が直撃した形。このほか「洋風」が同7.0%減、牛丼など「和風」は5.4%増、「麺類」は同5.6%増だった。