農水省が組織強化へ酪農団体の集約を検討

農水省が組織強化へ酪農団体の集約を検討

農林水産省は高齢化が進み廃業が相次ぐ、酪農家の収益力を高める方策を検討する。飲用牛乳やバターなどの原料となる生乳を酪農家から集荷する全国10の「指定団体」を3つに集約して、大手乳製品メーカーとの価格交渉力をつける。酪農大国のニュージーランドと連携して放牧の研究を進め、低コスト経営を目指す。乳製品の価格が上がる可能性もある。