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東太平洋クロマグロ漁獲枠協議 特別会合始まる

東太平洋クロマグロ漁獲枠協議  特別会合始まる

東太平洋のクロマグロ漁獲枠などを話し合う「全米熱帯まぐろ類委員会」の特別会合が10月27日午前(日本時間28日未明)、米カリフォルニア州ラホヤで始まった。7月の年次総会では、日本とメキシコの主張が対立し、結論が出なかった。会合は3日間の予定だが、難航も予想される。

グランフロント大阪オープンから来場者7800万人突破

グランフロント大阪オープンから来場者7800万人突破

JR大阪エキ北側の大型複合施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)は10月28日、2013年4月26日のオープンから今年10月25日までの間で来場者数が7800万人を突破したと発表した。開業から2年間で計7300万人の来場者を見込んでいたが、1年半未満で達成した。アジアを中心とする外国人観光客が増えたことが寄与した。

真鯛に伊予柑の香り 愛媛県研究センターが加工技術開発

真鯛に伊予柑の香り 愛媛県研究センターが加工技術開発

愛媛県農林水産研究所水産研究センター(愛媛県宇和島市)は、養殖真鯛(マダイ)に伊予柑(イヨカン)の香りを効率よく加える技術を開発した。ジュースの製造時に回収されるイヨカンの精油を飼料に少量加えた。年内にも出荷が始まる見通しだ。

飲料製造会社のえひめ飲料(松山市)と共同で開発した。イヨカンの果皮に含まれる精油を使う。マダイの重さの0.1%分にあたる精油を飼料に加えると、魚の脂肪分に香り成分が移る。出荷の2週間前からイヨカンの精油を加えた飼料を与え始めれば、いけす内のマダイに行き渡るとみている。

植物工場製レタスの供給拡大へ参入企業募る スプレッド

植物工場製レタスの供給拡大へ参入企業募る スプレッド

野菜生産ベンチャーのスプレッド(京都市)は、植物工場製レタス栽培事業を拡大する。このため参入意欲のある外部企業を募って栽培技術を供与。収穫物は全量買い取ってスーパーなど小売店へ販売する。栽培企業のネットワークを広げることで、5年後には1日当たりの出荷量を現在の25倍の50万個に増やす計画だ。

11月から栽培企業を募る。日産2万個を収穫する工場規模で、約10億円の設備投資と20人程度の従業員が必要になるという。肥料の与え方や照明時間など栽培法はスプレッドの社員が指導する。生産したレタスをスプレッドに全量売る場合は技術供与は無償にする。

9月は和・洋でファストフード明暗 尾ひく期限切れ肉

9月は和・洋でファストフード明暗  尾ひく期限切れ肉

日本フードサービス協会が10月27日発表した9月の外食産業市場動向調査によると、日本マクドナルドで発覚した中国産の期限切れ鶏肉問題が尾をひき、洋風ファストフードの売上高は前年同月比11.7%減と大幅に落ち込んだ。新店を含む外食産業の全体でも2.0%減と4カ月連続で前年実績を下回った。洋風ファミリーレストランも1.4%減となった。居酒屋も店舗数の削減で5.1%減となった。一方、牛丼チェーンなどの和風ファストフードは5.9%増と好調だった。

府・市議会が大阪都構想案を否決 橋下氏は再提案表明

府・市議会が大阪都構想案を否決  橋下氏は再提案表明

大阪市を廃止し5つの特別区に再編する大阪都構想の協定書(設計図)議案を審議していた大阪府議かと大阪市議会は、10月27日の本会議で、いずれも野党の反対多数で否決した。大阪維新の会が公約に掲げた都構想が議会で否決されるのは初めて。橋下市長は再提案する方針を表明したほか、都構想実現のために法律で必要な住民投票とは別の住民投票の実施など、打開策を模索しており、維新と両議会で過半数を占める野党との対立は深まりそうだ。

大庄 カフェなど出店へ 今期以降に業態多様化

大庄 カフェなど出店へ  今期以降に業態多様化

居酒屋「庄や」などを運営する大庄は2015年8月期以降、カフェなどアルコール以外を主力品とする店の展開を始める。前期は居酒屋約50店を閉鎖した。今後は既存店からの転換を含め、もつ鍋や焼き肉などの展開も検討する。前期4店のみだった出店は、今期10店を計画する。16年8月期は30店、17年8月期は40店を計画。立地に応じ、居酒屋以外の店も出す予定だ。閉店は年5~10店を見込んでいる。

商店街の空き店舗活用「近江米」の期間限定販売が活況

商店街の空き店舗活用「近江米」の期間限定販売が活況

地域活性化とまちおこしを目的に、商店街の協力を得て、空き店舗を使った近江米、和歌山の南高梅の名産品の期間限定販売が、10月18~23日の6日間にわたって、大阪市西区の「キララ九条商店街」で行われた。いまや他に見られない「生産農家直の近江米100%、混ざりっけなしの新米を1kgから店頭で精米してお渡しします。」をセールスコピーにした今回の期間限定販売。6日間で、リピーター含め延べ50数名が来店、最後の2日間で実施した、思い切ったタイムサービスが奏功、約300kgの近江米を売り切った。ちなみに、用意した近江米の1kg当たりの価格はコシヒカリ500円、キヌヒカリ450円、日本晴れ380円、特別栽培米650円、もち米(1合当たり)100円。

今回の近江米の期間限定販売を企画し推進したのが、NPO法人悠遊らいふ(大阪市住吉区)・ナカエ(滋賀県近江八幡市)・一般社団法人地域創造協議会(配送)の3者のコラボだ。中でも大阪市内商店街の活性化、まちおこしの趣旨に賛同し快く、店舗へのコメの搬入、2台の精米機の設置、無償で展示用什器を貸し出しされたナカエの全面協力があってこそ可能になったといえる。ナカエは初日、2人の女性スタッフを派遣され、6日間を通じ、販売・精米業務を担った悠遊らいふのメンバーも勇気付けられた。

今回の企画で、いま一つ押さえておかなければいけないのが乳酸菌農法による特別栽培米(コシヒカリ、キヌヒカリ)のデビュー。乳酸菌米は残留農薬ゼロで安全・安心なほか、食べ続けることで免疫力が向上。また乳酸菌農法により、化学肥料と農薬で疲弊した土壌を改良するという画期的な農法だ。その結果、農薬・化学肥料による水質汚染を浄化し、汚染から琵琶湖・淀川を守ることにつながるという。

リピーターの方々の多くからはいずれも「おいしかった」「今度はいつくるのか?」「どこへ頼めばいいのか?」などの明るい展望が開ける声を聞かされて、まさに納得の第1弾企画だった。

コロワイドがカッパにTOB 投資額300億円

コロワイドがカッパにTOB   投資額300億円

外食大手のコロワイドは10月27日、回転ずし店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトホールディングスへのTOB(株式公開買い付け)を表明する。第三者割当増資の引き受けと組み合わせ、カッパ株の過半数を取得する。子会社化後はカッパと回転ずし5位の元禄寿司の経営統合方針を解消する。

TOBにはカッパの筆頭株主で同社株の約3割を持つコメ卸大手の神明ホールディング(神戸市)も応じる。TOBと増資引き受けの総投資額は300億円規模の見通し。

糖度17~20度のキウイ新品種を登録 香川県と香川大学

糖度17~20度のキウイ新品種を登録   香川県と香川大学

香川県と香川大学は、共同開発したキウイの新品種「香川UP-キ1号~5号」を農林水産省に品種登録した。糖度が17~20度と高く、上品な甘さが特徴。一口サイズで果皮に毛がないため、果実を半分に割って指で果肉をつまみ出すと、ゼリーのように手軽に食べられるという。登録を機に県内農家への普及を進め、首都圏などへの販売拡大につなげる。