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国産豚肉の卸価格 9月上旬比2割安 高値に一服感

国産豚肉の卸価格 9月上旬比2割安 高値に一服感

国産豚肉の高値に一服感が出ている。指標となる東京食肉市場(東京都港区)では、今週に入り枝肉の指標品の平均が1㌔あたり500円を割り、9月上旬から2割ほど下がった。連休明けでまとまった量の出荷があったことや、仕入れ値上昇で小売店が特売しにくくなったことも需給の緩和につながったとみられる。

2013年の国際会議開催件数で大阪市は全国で5位

2013年の国際会議開催件数で大阪市は全国で5位

日本政府観光局(JNTO)は9月24日、2013年に日本で開かれた国際会議の都市別の件数と順位を発表した。関西では京都市が176件で4位、大阪市が172件で5位、以下、大阪府豊中市や吹田市など5都市の千里地区が7位、神戸市が8位と、10位以内に4市・地区が入った。上位は、1位が東京都(531件)、2位が福岡市(253件)、3位が横浜市(226件)だった。

キリンビール、地ビール最大手と資本・業務提携

 

キリンビール、地ビール最大手と資本・業務提携

キリンビールと地ビール最大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は9月24日、資本・業務提携すると発表した。地ビール人気の高まりを背景に、製造や販売で協力する。ヤッホーは「よなよなエール」が看板商品。キリンが10月にヤッホーの親会社で高級旅館やホテルを展開する星野リゾート(長野県軽井沢町)から発行済み株式を取得する。第三者割当増資も引き受け、ヤッホーの株式の33.4%を保有する第2位の株主となる計画。

サカタのタネが専門家に相談できる「おうち野菜」展開

 

 

サカタのタネが専門家に相談できる「おうち野菜」展開

サカタのタネは、育て方などを専門家に直接相談できるサービスを付けた野菜苗の新ブランド「おうち野菜」を展開する。野菜の栽培経験が豊富な同社OBが専任の”コンシェルジュ”となり、電話や特設サイトを通じて病害虫対策などの相談に応じる。

園芸未経験者や初心者でも、気軽に栽培できる環境を整え、需要拡大を目指す。2015年春から「おうち野菜」ブランドとしてミニトマト3品種、キュウリ1品種、ナス1品種の計5品種を種苗店やホームセンターなどで販売する。

大坂の陣400年「天下一祭」で大阪城・一番櫓の内部公開

大坂の陣400年「天下一祭」で大阪城・一番櫓の内部公開

大阪市は大坂冬の陣・夏の陣から400年となる今年と来年実施する「大坂の陣400年天下一祭」のうち、10~12月に大阪城公園(大阪市中央区)で予定するイベントの概要を公表した。10月1日に橋下徹市長や歌手の和田アキ子さんらが出席する「出陣式」を実施。11月8~16日には大阪城内にある国の需要文化財「一番櫓(やぐら)」の内部を特別公開する。

期間中、最新映像技術で戦国時代へのタイムスリップ体験ができる「侍ミュージアム」や、大阪城の空撮映像を楽しめる「武将ホール」を設置。落語の寄席やジャズコンサートも開かれる。

神戸ビーフなど香港で兵庫県産食品フェア 10月

 

神戸ビーフなど香港で兵庫県産食品フェア  10月

兵庫県は、香港・中環(セントラル)に立地する日本料理店「銀座いわ 美食倶楽部吉田」で、神戸ビーフをはじめ県産農水産物や加工品11種類を使った「兵庫県フェア」を10月1日から1か月にわたり開く。丹波黒(大豆)や明石産のタコ・タイ、淡路産たまねぎなどを使った11品のコースを提供する。

メーン食材の神戸ビーフはもも肉のすき焼きやランプ肉などの炭火焼といった、現地の消費者がこれまで食べていない部位も提供。ロース、ヒレとは違った食べ方を発信し、新たな需要を開拓する。牛すじ煮込みにも神戸ビーフを使う。現地では和食人気が高まっていることから、これまで知られていなかった食材や調理方法などを紹介し、県産農水産物や加工食材の東南アジアや中国本土での需要拡大を目指す。

神鋼環境 ミドリムシ量産化に成功 28年度に食品で始動

 

 

 

 

神鋼環境 ミドリムシ量産化に成功 28年度に食品で始動

神戸製鋼所のコ会社で環境装置大手の神鋼環境ソリューション(神戸市中央区)が本格的に始める「ユーグレナ(ミドリムシ)」の量産化に注目が集まっている。ユーグレナは、栄養素や油脂分を大量に含む単細胞生物。用途は食料品からジェット燃料までと幅広く、安定生産が実現すれば、ユーグレナを使った商品の開発が一気に進むことが期待されている。

神戸環境ソリューションが量産化するユーグレナは筑波大学と共同で発見した。バイオ燃料として有望と考えられてきた、他社が研究する「ユーグレナ・グラリシスZ株」と比較し、増殖し速度が重量ベースで2倍以上あり、生産性に優れているのが大きな特徴。

神戸環境ソリューションでは平成27年度に10立方㍍の大型培養槽で生産し、28年度にも食品の原料として販売、30年度に化粧品、32年度以降にジェット燃料として実用化する計画だ。

フィリップスが植物工場用に最大55%省エネLED

 

フィリップスが植物工場用に最大55%省エネLED

フィリップスエレクトロニクスジャパン(東京都港区)はこのほど、大阪府立大学に植物育成用の発光ダイオード(LED)照明1万3000本を納入した。このLEDは消費電力を従来の蛍光灯より最大55%削減できるという。また、植物育成に最適な光の波長と遠赤色を採用しており、蛍光灯で育てるより、野菜の収量が2倍以上に増えるとしている。同大学が9月19日に開所した植物工場「グリーンクロックス新世代植物工場」に納めたもの。

三菱商事がサケ養殖で世界3位のノルウェー社買収

 

 

三菱商事がサケ養殖で世界3位のノルウェー社買収

三菱商事は9月22日、サケ養殖で世界3位のノルウェー企業、セルマックを買収すると発表した。買収額は最大で1500億円程度になる見通し。三菱商事はチリのサケ養殖会社を保有しており、今回のセルマックの買収が完了すれば世界2位となる。。セルマックはノルウェーやチリに養殖場を保有し、年間17万トンのサケを生産。欧州やロシアに輸出している。2013年の売上高は約900億円。 経済成長が続く新興国を中心にサケの需要が拡大しており、養殖事業は成長を続けると判断した。

農研機構が大学と共同開発 食材改良で「メタボ予防」

 

 

農研機構が大学と共同開発  食材改良で「メタボ予防」

農業・食品産業技術総合研究機構は近畿大学や徳島大学などと共同で、生活習慣病の予防に効くとされる成分を多く含む大豆や玉ねぎの開発を始めた。農林水産省が20億円を助成する「機能性を持つ農林水産物・食品開発プロジェクト」の一環で、サプリメントの替わりに食材でメタボリックシンドロームなどの予防を目指す。農水省は2015年度までの研究を指示し、その後、10年程度での改良食材の市販を見込んでいる。