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どさん子 パリでみそラーメン10/23に海外1号店

 

 

 

 

どさん子  パリでみそラーメン 10/23に海外1号店

どさん子(東京都港区)は9月9日、海外1号店としてフランス・パリに「どさん子ラーメン オペラ店」を10月23日に開店すると発表した。2019年までに北米、EU、アジア、オセアニア、南米の世界主要都市に直営10店舗、フランチャイズ(FC)50店舗の出店を目指す。主要メニューとして、みそラーメン「DOSANKO MISO AKANERI」が10ユーロ(約1360円)、しょうゆラーメン「TSUTAYA CHUKA SHOYU」が9ユーロ(約1224円)などで提供する。

20年に1兆円の”食”の輸出目標引き上げへ 農水省

 

20年に1兆円の”食”の輸出目標引き上げへ  農水省

農林水産省は9月8日、農家の所得向上策を実行する「攻めの農林水産業実行本部」の初会合を開いた。本部長の西川公也農水相は「少し高めの輸出目標をつくりたい」とあいさつ。2020年までに農林水産物・食品の輸出額を1兆円にするなどとした目標を引き上げる考えを示した。西川農水相は「これまでの、少し生産面に偏っていた農政を改め、今後は生産と需要の開拓を一緒にやって、農家の所得向上につなげたい」と強調した。

中国産ソバ大幅減産見込みで価格上昇 卸値2割高

中国産ソバ大幅減産見込みで価格上昇 卸値2割高

中国産ソバの価格が上昇している。収穫が本格化している2014年産の作付面積が前年よりも大幅に減少し、減産見通しが強まっている。国産ソバも主力の北海道産の作柄が悪化しているとの観測が出ている。また、中国産から国産に需要シフトするとの見方もあり、先高観につながっている。

中国産ソバの製粉会社の卸価格は現在流通している13年産で45㌔当たり5250円(中心値)となっている。12年産と比べ2割高い。13年産の生産量が少なかったためだ。14年産の生産量は大幅に減少するとの見方が強い。中国の輸出業者によると、主産地の作付面積は前年比46%減少した。ソバより先に種をまくとうもろこしの作付が順調だったことや、アワなど他の作物への転作が進んだ。現地でソバより高値で売れるためだ。

国産ソバも先高観が強い。生産量の5割近くを占める北海道産に、8月の大雨の影響で冠水による生産減の観測があるためだ。また、今年から農家への補助金が減ったため、作付面積も増えていないとみられていることもその背景にある。

 

 

ジャカルタ富裕層の間で着実に高まるSAKE人気

ジャカルタ富裕層の間で着実に高まるSAKE人気

世界的な和食ブームを背景に、日本酒(SAKE)人気が高まりをみせ、その波がムスリムの国、インドネシア・ジャカルタへ寄せ始めている。南ジャカルタ・スノパティ通りで9月3日、インドネシアで初めてと思われる日本酒をメインにしたバー「sake+」がオープンしたのだ。

その店は「日本や他の東南アジア諸国でも見たことがない」と大手酒造メーカーの担当者が語るほど、日本酒を前面に打ち出した、”和テイスト”あふれる店だったという。入り口を抜けると日本酒、焼酎、梅酒などの棚がずらりと並んでいた。ここまでこだわった背景には、ジャカルタ富裕層の間での日本酒に対する人気の高まりがあるからだ。

ムスリムの国で、時間がかかる認可手続き、高い関税など容易に克服できないほどのハードルに直面しているが、着実に日本酒の需要が広がりをみせていることは確かだ。

 

宮城・石巻産 復興特区カキ全国販売へ ブランド化目指す

宮城・石巻産 復興特区カキ全国販売へ ブランド化目指す

宮城県の水産業復興特区で操業する「桃浦カキ生産者合同会社」(宮城県石巻市)が養殖カキの全国販売に乗り出す。インターネットを使った通信販売の準備が整ったのに加え、10月以降の新シーズンの収穫量が約90㌧と前シーズンの3倍を見込むなど事業が軌道に乗ってきた。新商品の開発も急ピッチで進めており、「桃浦カキ」を全国ブランドに育てる態勢づくりを急ぐ。

自社ホームページで注文を受け付ける。これまで収穫したカキの一部は和食チェーン「大戸屋」など首都圏の外食チェーンにも販売してきたが、大部分は宮城県内のスーパーに卸していた。全国向け商品の第1弾として、昨秋から5月ごろまでに収穫した、カキを蒸した「蒸しガキ」を販売する。価格は120㌘のパック詰め2袋入りで税込み2800円。

クラウド導入でレタス収量5割増に挑むグランパ

 

クラウド導入でレタス収量5割増に挑むグランパ

農業ベンチャーのグランパ(横浜市)は、温度や湿度などのデータを一元管理、分析して植物工場でのレタス栽培の収量増を目指す取り組みを始めた。今春クラウド型の生産支援サービスを取り入れ、すでにすでに生産の安定では成果を上げ始めている、複雑に絡み合う野菜の生育条件を解きほぐし、目指すのはレタスの収量5割増だ。

漢方”産業”化に植物工場活用の期待 潜在能力大

 

漢方”産業”化に植物工場活用の期待  潜在能力大

漢方の原料となる生薬の国産化に取り組む動きが活発化している。この取り組みの一つとして期待されているのが、いま急速に拡大しつつある植物工場の活用だ。薬草や薬木など漢方原料の生薬は、国内使用量の8割を中国からの輸入に依存しているのが現状だ。このため、環境が整えば国産生薬の今後の”伸びしろ”は十分にある。そして、国内には具現化する漢方”産業”化の即効になる技術・製品を持つ企業も多い。

そうした中、いま漢方産業化に向け、大きな注目を集めているのが植物工場を活用した、付加価値の高い生薬の安定的・計画的生産だ。植物工場ビジネスは異業種からの相次ぐ参入で、話題性が高い割には収益面では妙味に乏しいのが実情。というのも、生産性を一定レベルまで引き上げなければ、生産コストが露地物よりも高くなりがちだからだ。そのため、植物工場の課題はいかに付加価値の高い植物・野菜を生産するか、という点にある。

その意味では、一般的な野菜などより高価な生薬は、植物工場ビジネスで有力な生産品目になる。また、年間を通じて品質確保と安定供給が求められる面でも、植物工場との相性はいい。自治体などの動きも見逃せない。全国で現在40万㌶に達している農地の耕作放棄地の拡大に歯止めをかけるため、全国の各自治体が企業連携により推進している地域産業の創出と、地域活性化のカンフル剤としても期待される。

 

 

近畿の企業倒産 8月は16%減の167件にとどまる

近畿の企業倒産 8月は16%減の167件にとどまる

東京商工リサーチ関西支社が9月5日発表した近畿2府4県の8月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年同月比16%減の167件だった。2か月連続の減少。1991年2月(128件)以来の少なさだった。負債総額は344億5400万円と同36%減少した。

関空開港20年、大阪空港開港75年 記念式典挙行

関空開港20年、大阪空港開港75年 記念式典挙行

関西国際空港の開港20周年、大阪(伊丹)空港の開港75周年を祝う記念式典が9月6日、関空内のホテルで開かれた。式典は両空港を運営する新関西国際空港会社が主催。大阪府の松井一郎知事、関西経済同友会の森詳介会長、空港周辺の自治体の首長らが出席した。

東洋ライス「金芽米」14年は3倍増の7万トン前後に

東洋ライス「金芽米」14年は3倍増の7万トン前後に

東洋ライス(東京都中央区)が開発した「金芽米」が、健康ブームと食べやすさで支持を広げ、前年の消費量に対し、2014年の生産量は3倍近い7万トン前後への伸びが見込まれている。金芽米はコメを最新の精米技術で胚芽の基底部にあたる金芽と、コメのうまみ層である亜糊粉層を残した無洗米だ。

金芽米の需要急増の背景にあるのが、計測器メーカーのタニタと組んだ「タニタ食堂の金芽米」で、これが全国販売されたことや、この間、多くのマスコミに取り上げられたことが大きかった。

これに加え、香川大学医学部の稲川裕之准教授らが、金芽米には体の自然治癒力を高める成分である「LSP(糖脂質)」が多く含まれていることを学会発表したことも生産・消費量増加に拍車をかけている。稲川氏らは、LSPの含有量は普通精米のコメに比べ約6倍になることを突き止めた。しかも、東洋ライスによると、カロリーが普通のご飯に比べ約1割オフ。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維が多いという。

こうした物性・性能が評価され、通常の無洗米とは全く異なった値動きとなっている。通常の無洗米は、最近は値崩れが進み5㌔当たり2000円割れの商品がザラだが、金芽米に加工することで、4.5㌔で2400円と付加価値がきちんと認識された価格水準となっている。このため、金芽米加工への協業案件が現在50件ぐらい寄せられているという。