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府内の上半期の詐欺被害総額は昨年並みの最悪ペース

府内の上半期の詐欺被害総額は昨年並みの最悪ペース

 大阪府警のまとめによると、府内の今年上半期(1~6月)に発生した振り込め詐欺など「特殊詐欺」の被害総額は16億7500万円(前年同期比2%減)に上り、過去最悪だった昨年とほぼ同じペースとなっていることが分かった。認知件数は284件でほぼ半減したが、1件当たりの被害額が1.8倍に膨らんでいる。金融商品の購入を持ちかけて、現金を郵送させる手口で高額被害が頻発している。

 昨年、被害の多かった手口のうち「医療費を還付する」などと偽る還付金詐欺44件、オレオレ詐欺23件などが上位を占めた。

 

近畿の7月の景況感4カ月ぶりに改善 民間調べ

近畿の7月の景況感4カ月ぶりに改善 民間調べ

 帝国データバンク大阪支社が発表した7月の近畿2府4県の景気動向調査は、企業の景況感を示す指数(DI)が45.4と前月比0.8ポイント改善した。前月を上回るのは4カ月ぶり。全国10地域でみると、台風8号の影響を受けた四国を除き、14カ月ぶりに最下位から脱した。全国(46.9)との差は前月比0.4ポイント縮まった。

上海福喜の「期限切れ肉」問題で日中が実務者級協議

上海福喜の「期限切れ肉」問題で日中が実務者級協議

 日本、中国両政府は8月6日、中国の食品メーカー、上海福喜食品(上海市)が使用期限切れの肉を加工品に使っていた問題を巡り、北京市で実務者級の協議を開いた。中国側は5日までの調査で、上海福喜が対日輸出した食品に問題はないと説明。日本側は具体的な根拠とともに、最終結果を示すよう求め、食の安全での両国の連携を確認した。

 日本から厚生労働省輸入食品安全対策室の三木朗室長や外務省の担当者らが参加。中国側は品質管理当局の質量監督検疫当局や外務省の担当者らが出席した。

コメの値決め 14年産から一部入札方式に

コメの値決め 14年産から一部入札方式に

 全国農業協同組合連合会(全農)は流通業者に対するコメの販売価格の決め方を見直す。従来は全農が産地や銘柄ごとに決めた価格を流通業者に提示してきたが、2014年産米から流通業者の希望価格を募り販売する「入札方式」も加える。店頭の売れ行きなど流通実態を反映した値決めを採用することで、コメの流通、店舗価格が一段と下がる可能性がある。

 新方式は、全農が毎月、コメ卸会社の購入希望数量と価格を聞いたうえで高値を付けた順に販売先を決める。8月20日に1回目の取引希望銘柄を提示する。

 全農の13年産米の販売実績は6月末までで145万㌧と前年比14%減。消費者のコメ離れもあり、新米の収穫前の今年6月末の民間在庫は過去最高水準に膨らんでいる。

生鮮食品スーパーが加工センターを増強

生鮮食品スーパーが加工センターを増強

 イズミヤ、平和堂、オークワなど関西のスーパー各社が、店頭に並べる前に野菜や魚をカットしたり包装したりする食材加工センターを拡大、増設している。店舗での作業負担を軽減するのが狙いだ。人手不足が広がる中、パートの採用は簡単ではなくなっている。コンビニエンスストアなどとの競争も激しくなっており、各社少人数でも効率的に店舗を運営できる体制づくりを急ぐ。

京阪電鉄が農業分野に進出「ビオ・マーケット」買収

京阪電鉄が農業分野に進出「ビオ・マーケット」買収

   京阪電気鉄道は8月6日、有機野菜販売の「ビオ・マーケット」(大阪府豊中市)を買収すると発表した。10月にビオ創業家から株式の過半数を取得し、子会社化する。沿線住民の減少で鉄道事業の伸びが見込めない中、農業分野に進出し、新たな収益源の確立を図る。

   食の安全に対する意識の高まりから、質の高い有機農産物は成長が見込めると判断した。京阪電鉄が沿線で運営する百貨店やショッピングモール、系列ホテルにも供給する方針で、グループ全体の相乗効果が見込まれる。

天候に恵まれ14年産コメ作況「やや良」全国予想

天候に恵まれ14年産コメ作況「やや良」全国予想

コメ市況調査会社、米穀データバンクは8月6日、2014年度のコメ(水稲)の作況指数(平年=100)が全国で「やや良」の102になるとの7月末時点の予想を発表した。沖縄、佐賀両県を除いて「やや良」か「平年並み」を見込み、同社は全国的な生育は、おおむね順調とみている。作況指数が秋の収穫後に「やや良」で確定すれば3年連続となる。豊作によって、生産が消費に比べて過剰気味となり、コメが値下がりする可能性が指摘されている。

 

大阪の陣400年 特命応援隊に片岡愛之助・和田アキ子さん

大阪の陣400年 特命応援隊に片岡愛之助・和田アキ子さん

  「大坂の陣400年天下一祭」の特命応援隊に歌舞伎俳優の片岡愛之助さん、歌手の和田アキ子さんが、10月から始まるイベント「大坂の陣400年天下一祭」の特命応援隊に選ばれた。徳川家康が宿敵・豊臣氏を滅亡に追い込み、文字通り徳川政権を確立した大坂の陣(冬・夏)から400年になるのを記念して、大阪府などでつくる実行委員会が主催する2015年夏にかけて、国内外に大阪の魅力を発信するという。

「くまモン」「ふなっしー」の認知率80%超え

「くまモン」「ふなっしー」の認知率80%超え

 東京リサーチセンター(東京都中央区)の調査によると、地元をアピールする全国各地の「ゆるキャラ」のうち、熊本県の「くまモン」など4体は全国規模の認知率50%を超えることが分かった。中でもくまモンと千葉県船橋市の「ふなっしー」は80%を超え、全国区の知名度を誇り2強の様相を呈した。他に5割を超えたのは奈良県の「せんとくん」74%、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」51%だけで、15体は10%未満だった

 調査は6月4~16日に行われ、男女1200人から回答を得た。地方公共団体などが着ぐるみをつくった公認、非公認のキャラクターから主な27体を選び、知っているかどうかを複数回答で尋ねた。 

大阪3商工会議所がモノづくり支援組織で連携

大阪3商工会議所がモノづくり支援組織で連携

 大阪商工会議所、東大阪商工会議所、北大阪商工会議所は8月5日「3大阪(Three OSAKA)ものづくり相談所」を開設したと発表した。3会議所のものづくり会員企業を対象に、3会議所が一元窓口となり、新製品の技術ニーズ発表企業とシーズ提案企業を募集してマッチングを図る。公募は年3回程度行う。利用料は無料。大阪府内の複数の商工会議所がものづくりの支援で常設の組織を設置するのは初めて。

 第1号案件として8月5日から約1カ月かけて医療機器総合商社のジャスト・メディカル・コーポレーション(大阪市北区)に対するシーズ提案企業を募集。自社製のカテーテルトレーニングシミュレーターの製造の協力企業を求める。