トウモロコシの国際価格下落 米主産地好天で
トウモロコシの国際価格が下落し、指標のシカゴ先物が2010年8月以来約4年ぶりに1ブッシェル4㌦を割った。米国の主要産地がいずれも珍しく好天に恵まれ、豊作見通しが強まっている。今秋の収穫分を反映する取引の12月渡しも値下がりが続いている。市場関係者は、今後天候悪化に見舞われなければ、引き続き弱含みの状況が続くとみている。
USJ「ハリポタ」開業の波及効果で周辺ホテル予約急増
今年の夏は、関西を訪れる旅行客が多くなりそうだ。訪日外国人客の増加に加え、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で7月15日に映画「ハリー・ポッター」の新エリアが開業する波及効果が大きい。旅行各社の宿泊予約は大阪府で前年同期比2割増~2倍に伸び、兵庫県も2割上回っている。USJオフィシャルホテルの客室予約は4倍に急増。大阪全体では予約が2倍に増えた。
関西在住者の大半はこれまで、USJを日帰りで訪れていた。それが今年は関西発の宿泊プランも好調だ。USJ提携ホテルの宿泊プランの予約は、JTB西日本が5倍に増え、近畿日本ツーリストは60%、日本旅行も30%それぞれ伸びている。
認知症不明届 大阪が最多 全国の2割占める
認知症で行方が分からなくなったとして、2013年1年間に家族らから警察への届け出は全国で1万322人。大阪府は2114人と都道府県別で最多で、約2割を占める。
府警は行方不明者の氏名や服装などをデータベースに登録し、全署で共有して捜索。他府県への移動が疑われる場合は、警察庁を通じて照会する。だが、府警の対応だけでは限界があり、地域社会のサポートが不可欠だ。
厚生労働省は昨年度、施策推進の5カ年計画(通称オレンジプラン)をスタート。ボランティア「認知症サポーター」を1.7倍の600万人に増やし、理解者の拡大を図る。大阪府では14年6月末時点で約27万人が講座を受講している。