ニホンウナギ生息調査 3河川で2年間 環境省

ニホンウナギ生息調査 3河川で2年間 環境省

 環境省は7月15日から、国際自然保護連合(IUCN)が6月に絶滅危惧種に指定したニホンウナギの保護に役立てるため、神奈川県小田原市の酒匂川で生息状況を調査する。酒匂川を含めて3つの河川を2年程度かけて調べ、保全策の指針をまとめる。

   ニホンウナギ激減の要因として、河川の生息環境の悪化が指摘される一方、河川での詳しい生態は分かっていない。環境省は調査結果をもとに、河川改修時の保全指針をまとめ、絶滅を防ぐ取り組みにつなげる。