奈良・大安寺で健康長寿願い「がん封じ笹酒まつり」
奈良・大安寺で1月23日、青竹で温めた笹酒を飲んで健康を祈る「がん封じ笹酒まつり」があった。多くの参拝者が竹の盃を手に、ほんのり甘い香りが漂う笹酒を口にし、健康や長寿を祈念していた。
奈良時代、光仁天皇が境内の竹に酒を注いで飲み、長生きしたという故事にちなんだ行事。命日とされるこの日に毎年、法要とまつりが催されている。笹酒を注ぐ「笹娘」は、市内の着物専門学校や日本語学院で学ぶ女性21名が務めた。
食品産廃の横流し・不正廉売広がり 大手流通の扱い商品も
カレーチェーン「CoCo壱番屋」を全国展開する壱番屋(愛知県一宮市)の業務用冷凍カツを産業廃棄物処理業ダイコー(愛知県稲沢市)が横流しした問題を発端に、”闇”の不正廉売の全容が明らかになりつつあり、広がりをみせている。
転売を仲介した製麺業「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の施設から、これまでにセブン&アイ・ホールディングスが傘下のコンビニ(セブンイレブン)やスーパーで扱う丸大食品が製造した豚肉製品、マルコメ(長野市)のみそや、冷凍マグロ、焼き鳥、イオンが扱うソーセージなど3品目のプライベートブランド、さらにローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスが扱う商品など100を超える品目の産業廃棄物として処理されるはずの製品の横流し・不正廉売が明るみに出ているという。