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関空 上期旅客1198万人で過去最高 アジア路線拡充奏功

関空 上期旅客1198万人で過去最高 アジア路線拡充奏功

新関西国際空港会社が10月16日発表した2015年度上半期(4~9月)の運営概況(速報値)によると、関西国際空港の旅客数は前年同期比23%増の1198万人となり、半期として過去最高となった。
訪日観光客の増加を受け、中国などアジア路線の拡充が進んだことが貢献した。これまでの最高は2001年度上半期の1057万人だった。
国際線の旅客数は28%増の839万人。うち外国人が65%増の523万人と全体を押し上げた。日本人は6%減の298万人。国内線は12%増の359万人。
大阪(伊丹)空港の旅客数は1%減の735万人だった。
同時に発表した9月の旅客数は関西国際空港が前年同月比21%増の202万人で、9月としては最高だった。大阪空港は1%減の127万人だった。

ファミマ 中食工場にロボット導入へ 人手不足に対応

ファミマ 中食工場にロボット導入へ 人手不足に対応

ファミリーマートは、中食工場の生産ラインでロボットの導入を推進する。中食工場の製造を委託している全国約60カ所では、工場のパートやアルバイトなどの従業員数は平均で約600人だが、ロボット導入で3年後に同480人規模で運営できるようにする。今後も続く人手不足に対応する。おむすびの製造工程ではすでに自動化を進めているが、この取り組みを調理パンなどの製造工程にも拡大する。

「大・大阪の創生」公約 栗原氏が原案 大阪府知事選

「大・大阪の創生」公約 栗原氏が原案 大阪府知事選

大阪府知事選に出馬する自民党の栗原貞子府議(53)の公約原案が判明した。「大・大阪の創生」を柱に据え、経済成長を最重視。実現に向けた方策として「新幹線ネットワーク構想」や「関西国際空港、阪神港の機能強化」など挙げている。再選出馬する松井一郎知事が掲げる「大阪都構想」は大阪市解体を前提とするのに対し、栗原氏は大阪市を経済成長の核にすることも盛り込んだ。来週にも発表する。

和牛子牛の9月取引価格2割高 過去最高値更新

和牛子牛の9月取引価格2割高 過去最高値更新

和牛の子牛価格が過去最高値を更新した。JAグループによると、9月の取引価格は1頭(雌雄の全国平均)68万円で前年同期に比べ2割高い。繁殖農家の高齢化などを背景に出荷量が減少。子牛を買って育てる農家の採算は悪化している。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で安価な輸入牛肉が流入する可能性もあり、国内外の両面で経営環境が厳しくなっている。
全国の子牛取引市場の9月の上場頭数は2万6000頭で前年同月比4%減少している。子牛を市場で買ってきて成牛まで育てる肥育農家は、牛肉の出荷価格にコスト圧迫分を転嫁しきれず採算が悪化している。畜産の盛んな宮崎でさえ、9月から肥育農家が赤字に転落したとの試算もある。

近畿の上半期マンション販売2年連続で減少

近畿の上半期マンション販売2年連続で減少

不動産経済研究所が10月15日発表した近畿2府4県の2015年度上半期(4~9月)のマンション発売戸数は、前年同期比7.0%減の8889戸となり、上半期としては2年連続で減少した。人件費高騰などによる建設単価上昇を背景に、発売が控えられた。1平方㍍当たりの単価は8.7%高の57万2000円。契約率は73.9%と70%は上回った。地域別の発売戸数は大阪市が15.8%増の3509戸、神戸市は41.5%減の1039戸、京都市が43.7%減の708戸だった。
同時に発表した9月の近畿の発売戸数は前年同月比1.7%減の1798戸で3カ月連続の減少となった。

クボタ 食品加工事業に参入 熊本新工場で米粉パン生地

クボタ 食品加工事業に参入 熊本新工場で米粉パン生地

クボタは食品加工事業に参入する。12月に米粉を使ったパン生地の工場を熊本県菊陽町に新設し、2016年秋に冷凍パンの工場を立ち上げる。グループ販社の中九州クボタ(熊本県大津町)の出資会社がパン生地とパンの新工場を運営する。投資額は約6億円。生地の生産量は年300㌧でロールパン630万個に相当する。
運営会社は地元金融機関などが設立した農業ファンドから1億円の出資を受けた。地元農家からパン向けの専用米を調達する。

ドン・キホーテ 10/30大阪駅に初の駅ナカ店舗

ドン・キホーテ 10/30大阪駅に初の駅ナカ店舗

ドン・キホーテはジェイアール西日本デイリーサービスネット(兵庫県尼崎市)と組み、大阪駅構内に初の駅ナカ店舗となる「エキドンキ エキマルシェ大阪店」を10月30日、オープンする。
駅ナカの立地を意識し利便性の高い商品と、従来のディスカウントバラエティショップ型の商品を融合する。今後、同店でノウハウを蓄積し、駅ナカ出店も視野に入れていく。
売り場面積は約393平方㍍。食品、化粧品、家電製品、衣料品を扱うが、店頭には季節品のイベントグッズや旬の商品を充実し、商品政策の変化にスピード感を持たせるとしている。また、訪日外国人客の増加に対応し、免税品やお土産品も扱う。

大和ハウス 500億円投じ大阪・茨木市で大型産業団地

大和ハウス 500億円投じ大阪・茨木市で大型産業団地

大和ハウス工業は10月15日、大阪府茨木市で企業の物流や製造に関する施設を集めた産業団地「茨木北ロジスティックテクノパーク」の開発を始めたと発表した。2016年春ごろの販売開始を目指す。事業費500億円を投じて茨木市内の約47万平方㍍の土地を造成する。
大阪市内まで車で30分ほどの立地を生かし、ネット通販の普及などで急速に高まる物流施設の需要を取り込む。都心近くで、民間主導で大型団地を開拓するのは珍しい。即日配送の範囲拡大で、ネット通販利用者の利便性も高まりそうだ。

「回らない寿司」で訪日客狙う カッパが2号店

「回らない寿司」で訪日客狙う カッパが2号店

外食大手コロワイド傘下の回転ずし大手カッパ・クリエイトは、回転レーンのない新ブランド「鮨ノ場(すしのば)」で持ち帰りや、外国語対応を強化した2号店を東京・浅草に開設した。持ち帰り窓口を設けたほか、タッチパネル式の注文端末を4カ国対応にするなどインバウンド(訪日外国人客)でも利用しやすくした。
「鮨ノ場 浅草新仲見世店」(東京都台東区)の店舗面積は約100平方㍍、客席数は32席と店内スペースは限られる半面、周囲は国内外の観光客が往来する立地を生かし、持ち帰り商品を店頭で受け取れる専用窓口を新たに設けている。
今後渋谷区を中心に10月、11月に順次出店し、2019年に100店まで広げる計画。

北海道牛肉を中東へ 道庁が試験輸出 ハラル取得を支援

北海道牛肉を中東へ 道庁が試験輸出 ハラル取得を支援

北海道庁は2015年度中にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイの道産牛を初めて試験販売する。中東に多いイスラム教徒(ムスリム)向けの販売は、イスラム教の戒律の沿った「ハラル認証」取得が前提となる。道庁は年内にも道内の畜産業者がUAEから認証を受けられるよう支援。道産牛の輸出可能性を探り、市場開拓につなげる。