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日本食材を関空から世界へ 輸出用食品倉庫開業

日本食材を関空から世界へ 輸出用食品倉庫開業

新関西国際空港会社は8月21日、関空に設けた食品の輸出に特化した倉庫の開業式を開いた。総床面積は約3000平方㍍あり、食材の鮮度を保つために冷凍・冷蔵機能も備える。
航空貨物の配送大手、航空集配サービス(千葉県習志野市)が関空の敷地内に設けた。投資額は数億円。8月31日から業務を開始する。将来は施設全体として、イスラム教の戒律に沿った「ハラル認証」取得することも計画している。

カゴメ 缶入りトマトジュースの原料すべて国産に

カゴメ 缶入りトマトジュースの原料すべて国産に

カゴメは缶入りトマトジュースの原料をすべて国産トマトに切り替えた。加工用トマトの仕入れ先である契約農家を増やし、国産品を安定的に確保できる体制を整えた。食の安全・安心への関心の高まりに対応するとともに、国内農業の振興にもつなげる。
缶入りの「カゴメトマトジュース(内容量190㌘)」と「カゴメトマトジュース食塩無添加(同160㌘)」の2商品の原料を100%国産に切り替えた。この結果、原価は2割以上上がるが、出荷価格は数%の引き上げにとどめた。店頭価格はオープンだが、税別100円前後を想定する。

ユーグレナがフルッタフルッタと飲料販売で提携

ユーグレナがフルッタフルッタと飲料販売で提携

ミドリムシを使ったジェット燃料開発に取り組むユーグレナは、アマゾン産フルーツ販売のフルッタフルッタと、ミドリムシを使った飲料などの販売で提携する。2つの新製品を共同開発し、インターネット通販をユーグレナが、スーパーマーケットを通じた販売をフルッタフルッタがそれぞれ担当する。
ユーグレナがミドリムシの粉末を使った豆乳ベースの飲料「緑汁」を製造する。フルッタフルッタはアサイーとクコの実を配合した飲料「赤汁」を製造する。価格は184円(税別)。ユーグレナのオンラインショップで赤汁も取り扱うほか、フルッタフルッタが全国のスーパーに持つ販路で緑汁も販売する。赤汁と緑汁を朝と夕方に毎日飲んでもらうことを想定している。

「関西維新の会」届け出 近畿2府4県で活動

「関西維新の会」届け出 近畿2府4県で活動

地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が近畿2府4県を活動区域とする政治団体「関西維新の会」(大阪市中央区)の設立を総務省に届け出たことが分かった。代表には松井一郎・大阪府知事を充てる方向で調整している。

住之江区「大坂夏の陣400年 秀頼の薩摩落ち伝説ツアー」

住之江区「大坂夏の陣400年 秀頼の薩摩落ち伝説ツアー」

大阪市住之江区はフェリー会社などと協力して、住之江区と鹿児島を結ぶ「大坂夏の陣400年 秀頼の薩摩落ち伝説ツアーを企画した。大坂夏の陣(1615年)で、母・淀君とともに自害したとされている豊臣秀頼。だが、実は「生き延びて大坂城を抜け出し、薩摩に逃れていた」と伝えられる歴史伝説に注目した。フェリーターミナルが集まる湾岸エリア、住之江の話題づくりにつなげる新たな試みだ。
今回のツアー企画を監修した大阪城天守閣の北川央(ひろし)館長によると、「『秀頼の薩摩落ち』は事実ではないだろうが、大坂夏の陣の直後から、かなりの信ぴょう性をもって語られていた。それほど秀頼が多くの人々に愛されたことを示しており、歴史的な意味がある」と説明する。
ツアーは10月2日から3泊4日。フェリーで鹿児島に赴き、「豊臣秀頼の墓」「真田幸村の墓」と伝わる墓を訪問。秀頼を保護したという島津公の子孫に感謝するイベント「島津公にお礼詣」もあり、島津家とゆかりのある住吉大社(住吉区)や、、幸村が最期を遂げた安居神社(天王寺区)の関係者も参加する。船中で「歴史講座」「Shion(旧大阪市音楽団)コンサート」もある。5万9800円。問い合わせは、さんふらわあトラベルまで。

米国大都市で日本酒=SAKE需要増大 和食人気後押し

米国大都市で日本酒=SAKE需要増大 和食人気後押し

米国で宝酒造(京都市)、月桂冠(同)、大関(兵庫県西宮市)などが日本酒(清酒)の現地生産に力を入れ、カリフォルニア州の工場の製造設備の増強を検討する動きも出ている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された和食は、ニューヨークやロサンゼルスなど大都市で人気を集め、日本食レストラン・飲食店では米国人の口に合う新商品の投入でニーズに応えようと懸命だ。この和食人気に合わせ、また和食を引き立てるものとして好感され、需要が伸びつつあるのが日本酒=SAKEだ。
現地生産品は、輸送コストなどを抑えられるため、日本からの輸入品に比べて価格が安く、工場出荷から短期間でフレッシュな味わいの商品を提供できる。宝酒造では需要の伸びに伴い、原酒ベースの年間生産能力は7500㌔㍑と、1983年当初の7倍弱の規模となっており、将来は設備の増強が必要になるとしている。また、月桂冠も年間生産能力は7500㌔㍑で、稼働を始めた90年の8倍強となっている。このため、2025年までに1万㌔㍑へ引き上げることを視野に入れている。

「減塩でもおいしい」和だしカップめん 日清・なだ万

「減塩でもおいしい」和だしカップ麺 日清・なだ万

日清食品は老舗料亭なだ万(東京都新宿区)と組み、8月31日に減塩・低カロリーのカップ麺「なだ万監修 和だしの麺」を発売する。「減塩・低カロリーでもおいしい」和風だしにこだわり、178㌔㌍と通常のカップヌードルの約半分に抑えた。価格は税別で180円。味はシジミとカニの2種類。

大阪府議会8/26開会 自民の大阪会議条例改正案審議

大阪府議会8/26開会 自民の大阪会議条例改正案審議

大阪府議会は8月20日の議会運営委員会で、自民党が要請した臨時議会の日程を26日開会、9月2日閉会と決めた。府と大阪、堺両市でつくる「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の設置条例改正案を自民が提出、審議する。改正案では、議事運営など一部の議決について要件を緩和する。会長の解任規定も盛り込む。

夏の関空53万人出入国 外国人急増 過去最多

夏の関空53万人出入国 外国人急増 過去最多

大阪入国管理局関西空港支局は8月19日、夏の繁忙期(8月7~16日)の関西空港の出入国者数(速報値)が、前年同期比約28%増の53万5230人だったと発表した。
うち外国人は約85%増の30万9780人で、同期間としては過去最多。日本人は約10%減の22万5450人で、初めて外国人が日本人を上回った。今年はゴールデンウイーク期間も外国人が日本人を上回っていた。
渡航先別の出国者数は、中国が前年同期比約72%増の6万8370人、2位は韓国で約27%増の5万4140人、3位は台湾で約31%増の4万1980人だった。

9月から日航の国際線で吉野家「牛すき」提供

9月から日航の国際線で吉野家「牛すき」提供

日本航空は8月20日、吉野家と共同開発した機内食「牛すき」を、9月1日~11月30日の期間、国際線の一部路線で提供すると発表した。エコノミークラスとプレミアムエコノミーで楽しめる。
「牛すき」は吉野家の冬の定番メニュー「牛すき鍋膳」を機内食用にアレンジし、生卵の代わりに「たまごソース」を用意する。成田空港発の主要欧米線やシドニー線のほか、羽田空港発のロンドン線、パリ線、関西国際空港発のロサンゼルス線が対象。