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15年産コメ作況「平年並み」全国的に生育順調

15年産コメ作況「平年並み」全国的に生育順調

民間コメ調査会社、米穀データバンク(東京都千代田区)は8月6日、2015年産米の作況指数(平年=100)が7月末時点で100と「平年並み」になるとの見通しを発表した。北海道や九州が天候不順の影響を受けるが、全国的な生育は順調に推移しているとした。
主産地の東北が103、関東は102で「やや良」だった。一方、北海道が98、九州は97で「やや不良」だった。15年産の主食用米の作付面積は142万1000㌶と推計した。予想収穫量は14年産米と比べ31万㌧減の757万㌧とした。生産数量目標(751万㌧)を6万㌧上回るとみている。

日本マクドナルド 顧客離れ止まらず8/12にテコ入れ策

日本マクドナルド 顧客離れ止まらず8/12にテコ入れ策

日本マクドナルドが8月7日発表した7月の既存店売上高は前年同月比12.6%減と18カ月連続でマイナスとなった。使用期限切れ鶏肉問題が2014年7月に発覚してから丸1年経過しても、顧客離れを食い止められない窮地にある同社の姿が改めて浮き彫りになった。サラ・カサノバ社長は12日の中間決算会見で、販売テコ入れ策を発表する予定だ。

14年度食料自給率39% 5年連続変わらず

14年度食料自給率39% 5年連続変わらず

農林水産省は8月7日、2014年度のカロリーベースの食料自給率が5年連続で39%だったと発表した。小麦と大豆の生産量は増えたが、ほとんどを国産が占めるコメの需要が減ったことから、自給率は変わらなかった。
政府は自給率目標を3月に50%から45%へ引き下げたが、この数字も大きく割り込んでおり、農政の一段の見直しが求められそうだ。コメは1人当たりの年間消費量が1.7㌔減の55.2㌔と過去最低で、全体を0.2㌽押し下げた。輸入に依存する食用油など油脂類は中・外食の需要増を背景に消費量が増え、0.2㌽押し下げた。

花紀京さん死去 吉本新喜劇 ボケ役で人気

花紀京さん死去  吉本新喜劇  ボケ役で人気

吉本新喜劇のボケ役で人気を集めたタレントの花紀京(はなき・きょう、本名・石田京三=いしだ・きょうぞう)さんが8月5日夜、肺炎のため大阪市内の病院で死去した。78歳だった。葬儀は近親者のみで営む。
花菱アチャコとのコンビで昭和漫才の全盛期を築いた横山エンタツの次男。関西大学文学部仏文科中退後に芸能界入り。脚本家の花登こばこが大村崑さん、芦屋雁之助さん、芦屋小雁さんらと結成した劇団「笑いの王国」に参加、「花紀京」という芸名は花登が付けた。脱退後、吉本新喜劇で座長を務めた。
とりわけ一升瓶を片手に、ニット帽を被り、地下足袋を履いた土木作業員姿で絶妙のボケを魅せた。ひょうひょうとした、人情味あふれる演技で観客を引き付けた。

14年度近畿の国税3年連続増 7年ぶり8兆円台

14年度近畿の国税3年連続増 7年ぶり8兆円台

大阪国税局は8月6日、近畿2府4県で2014年度に収められた国税総額が8兆2885億円となり、3年連続で増加したと発表した。景気回復に伴う企業業績の改善と消費増税の影響で、前年度から11.7%増え、リーマン・ショック前の07年度以来、7年ぶりに8兆円台を回復した。
税目別では消費税が2兆6328億円で42.5%の大幅増となったほか、源泉所得税の2兆1820億円(4.9%増)、法人税1兆7207億円(0.7%増)などで前年を上回った。

「大阪会議」2回目の会合を8/13に招集

「大阪会議」2回目の会合を8/13に招集

大阪府と大阪、堺両政令市の首長と議員計30人でつくる「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の今井豊会長(大阪維新の会府議)は8月6日、2回目の会合を13日に開くと委員に通知を出した。ただ、自民や公明などの出席対応次第では定足数を満たせず、会合を開けない可能性もある。

元気寿司 関西に進出 8/7に京都府八幡市に1号店

元気寿司 関西に進出 8/7に京都府八幡市に1号店

回転ずし大手の元気寿司は関西での具体的な出店計画をまとめた。まず8月7日の京都府八幡市に1号店を開業し、2016年3月期までに大阪府と兵庫県にそれぞれ1店出店する。
同社にとって関西はこれまで空白地帯だった。16年3月期は全国では15店の出店を計画しており、そのうち3点が関西となる。いずれも主力の「魚べい」として出店する。八幡市の関西1号店の延べ床面積は約360平方㍍で、客席数は134席。コメ卸大手の神明ホールディング(神戸市)によるTOB後、初の出店となる。
今秋には兵庫県姫路市に関西2号店、16年3月までに大阪府での出店を予定

訪日客受け入れへ空き部屋活用 府が条例再提案

訪日客受け入れへ空き部屋活用 府が条例再提案

大阪府は8月4日、マンションなどの空室を宿泊施設に利用できるようにする全国初の条例案を9月定例議会に再提案することを決めた。ク牛に宿泊利用は旅館業法で禁じているが、外国人観光客の増加を受け、特定地域規制を緩和する国家戦略特区の特例を使う。条例は昨秋の議会で否決されたため、治安対策など新たな提案を盛り込んだ。

7月近畿景況感4カ月ぶり改善 民間調べ

7月近畿景況感4カ月ぶり改善 民間調べ

帝国データバンク大阪支社が8月5日発表した近畿2府4県の7月の景気動向指数(DI、「良い」から「悪い」を差し引いた値)は、前月から0.6㌽改善して43.2だった。4カ月ぶりに前月を上回ったが、全国(45.4)との格差は0.1㌽拡大した。設備投資の伸びや原油安といった要素が景況感の改善に寄与した。
業種別では原油安の恩恵を受けた運輸・倉庫(42.7)や、マンション販売が好調な不動産(47.7)がともに前月から2.7㌽改善した。

戦前しょうゆ伝承 尼の生揚げ醤油復活させる

戦前しょうゆ伝承  尼の生揚げ醤油復活させる

戦前からの味を今年も–。尼の生揚(きあげ)醤油保存会(兵庫県尼崎市)は、戦前の地元産しょうゆを復活させた「尼の生醤油」の2015年品を発表した。塩分が低い天然醸造の濃口しょうゆで、香ばしさとまろやかな味わいが特徴。750㍉㍑入りで消費税込み価格は720円。2万32本を販売する。
しょうゆは通常、年間を通じて仕込むが、、生しょうゆの仕込み時期は寒中のみ。添加物は一切使用せず、普通のしょうゆ(16~20%)に比べて14~14.5%と低い塩分濃度で仕込む。醸造はヒガシマル醤油(兵庫県たつの市)に委託し、1月末に仕込みを終えている。