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トマトのみ下落 レタス・キャベツ5~8%高

トマトのみ下落  レタス・キャベツ5~8%高

農林水産省が8月4日発表した小売価格緊急調査(7月27~31日、全国平均)によると、対象4品目のうち前の週に比べトマトのみが下落した。これまでの値上がりで、需要が一時落ちついたことが響いたとみられる。平年に比べると4品目とも6~61%高い水準だ。
前の週より最も値上がり率が高いキャベツは8%高の1㌔181円だった。レタスは5%高の529円、キュウリは1%高の525円だった。そして、トマトは2%安の604円。

関西の設備投資 15年度は15%増の1.3兆円

関西の設備投資 15年度は15%増の1.3兆円

日本政策投資銀行関西支店は8月4日、関西で2015年度に計画されている設備投資件数が前年度比9.5%増の2092件、投資額は15.0%増の1兆3509億円となったとする調査結果を発表した。
製造業で研究開発拠点新設の動きが広がっているほか、訪日外国人旅行客の増加で宿泊施設への投資が増えている。製造業の投資額は39.7%増の5020億円、非製造業は4.1%増の8489億円。

テーブルマーク 9/1から食物繊維豊富なパックごはん

テーブルマーク 9/1から食物繊維豊富なパックごはん

テーブルマークは9月1日、パックごはんの新シリーズ「美食生活 食物せんい入りごはん」(3食入り、店頭想定価格は税別480円前後)を発売する。炊きたてのごはんのような、ふっくらとした食感が楽しめる。食物繊維が成人女性の1日の摂取基準量の約半分の9㌘含まれている。食物繊維の豊富なご飯として売り出す。「新潟産コシヒカリ」と「北海道産ゆめぴりか」の2種類用意している。

関空が食材輸出の倉庫新設 海外の需要増に対応

関空が食材輸出の倉庫新設  海外の需要増に対応

新関西国際空港会社は8月3日、関西空港内に食材の油種に特化した倉庫を国内空港で初めて設置すると発表した。日本食の普及に伴う海外の日本食材への需要増大に対応する。国際物流を手掛ける航空集配サービス(千葉県習志野市)が設置、運営する。
名称は「キックス・クーレックス」で、7月31日から取り扱いを始める。関西空港の国際kさも津地区に約1500平方㍍の倉庫を設け、食材を15度、5度、マイナス20度の3つの温度に保つことができる。
将来は簡単な食品加工を行い、イスラム教徒の戒律に対応した「ハラル認証」の取得も検討する。

米テスラ 関西初のEV直営店「テスラ心斎橋」公開

米テスラ 関西初のEV直営店「テスラ心斎橋」公開

米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズは8月4日、大阪市中央区に5日に開店する関西初の直営販売店「テスラ心斎橋」を報道陣に公開した。これまで仮店舗などで販売していたが、直営により顧客の獲得を進める。国内主要都市に店舗網を広げる方針も示した。
国内の直営店は東京に次ぐ2店目。店内では、セダンタイプの「モデルS」と、四輪駆動の「モデルSデュアル」を展示、試乗もできる。2016年に発売するとみられるスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」も展示する予定という。

11/19開業のエキスポシティで45年前の賑わいを

11/19開業のエキスポシティで45年前の賑わいを

三井不動産は8月3日、万博記念公園(大阪府吹田市)の遊園地・エキスポランドの跡地に建設中の大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」を11月19日に開業すると発表。菰田正信社長は「エキスポシティを日本を代表する新たな観光資源とし、45年前の万博の熱気と賑わいを呼び覚ましたい」と語った。
エキスポシティは甲子園球場約5個分(約17万2000平方㍍)の敷地面積にショッピングモール「ららぽーと」、子供向け体験施設「ポケモンEXPOジム」、水族館「海遊館」がプロデュースする新型ミュージアム「NIFREL(ニフレル)」など8つのエンタテインメント施設を展開。日本最大級のレジャー施設として、30~40代のファミリー層や、訪日外国人客を集め、年間1700万人の来場者を見込んでいる。2016年春には現在高さ日本一の東京・葛西臨海公園の観覧車(117㍍)を上回る120㍍級の巨大観覧車がお目見えする予定。

関西学研都市に初のレタス工場 スプレッド

関西学研都市に初の大規模レタス工場 スプレッド

関西文化学術研究都市にある大阪ガス所有地(木津川市)に野菜生産ベンチャーのスプレッド(京都市下京区)が進出することが分かった。建築面積4400平方㍍の大規模なレタス工場兼研究所を、2017年春にも稼働させる。同学研都市で植物工場兼研究所の進出は初めて。

近畿大学水産研究所 成長速いクエの交雑魚を開発

近畿大学水産研究所 成長速いクエの交雑魚を開発

近畿大学水産研究所は、関西を中心に刺し身や鍋料理が人気の高級魚、クエの交雑魚を開発した。東南アジアなどに生息する近縁種と掛け合わせ、食味はそのままにクエよりも1年以上早く出荷サイズの2㌔以上に育つ。
クエは天然魚が少なく、養殖でも出荷サイズになるまでに4~5年以上かかる。今後は交雑魚を大量に育てる技術を確立し、普及を目指す。近縁種のタマカイの精子とクエの卵を人工授精して交雑魚をつくった。

15年1~6月輸入野菜・食肉が12~16%高

15年1~6月輸入野菜・食肉が12~16%高

輸入野菜や果実、肉類の価格が一段と上昇している。2015年1~6月の輸入価格は前年同期比12~16%高い。円安の進行や日本の産地の天候不順による不作で、代替需要が増えたのが要因。ニンニクや牛バラ肉の上昇が目立つ。
貿易統計によると、全体の輸入価格(1~6月累計)は野菜が14.1%高、肉類が11.6%高だった。1~6月に円がドルに対し17.9%下落(月末平均)しており、為替変動分が円建て輸入価格に反映された格好だ。
中国産ニンニクの輸入価格は1㌔214円と前年同期比30.9%上昇した。日本産卸価格も産地での不作で1~6月にに前年同期比3割上がっている。米国産牛肉は1~6月バラ肉(冷蔵)の平均単価は25%高の772円。輸入量は7%減の2万9000㌧だった。

「咲洲庁舎撤退を」自民府議団が知事に提言

「咲洲庁舎撤退を」自民府議団が知事に提言

自民党府議団は8月3日、松井一郎知事と歓談し、大阪府が湾岸部の咲洲庁舎(大阪市住之江区、旧WTCビル)の売却を検討している問題に絡み、「咲洲からの即時全面撤退」などを提言した。自民は「二重行政を否定する知事が、なぜ庁舎を二つ持ち続けるのか」と批判、咲洲の即時全面撤退と本庁舎への機能集約化を求めた。これに対し、松井知事は「ベイエリアのにぎわいをつくる司令塔として咲洲庁舎は必要だ」と反論した。