oosaka のすべての投稿

ニンニク 春の天候不順で出荷量減り2割高

ニンニク  春の天候不順で出荷量減り2割高

夏本番を控え、ニンニクのおいしい時期になってきたが、春の天候不順で出荷量が減り、店頭価格は前年同期比2割程度高い水準となっている。都内青果店の店頭価格は青森産の生ニンニクで1㌔2000円が中心。前年同期に比べ2割高い。
ニンニクの主産地は青森、岩手、香川などだが、秋に植え付け、翌年6~7月に収穫する。普段売れているのは貯蔵用に乾燥させたものだが、収穫期には生のニンニクも出回る。中国からの輸入も多く、東京都中央卸売市場では2014年の入荷数量の48%を占めている。

USJ 海洋博公園に沖縄新テーマパーク建設へ

USJ 海洋博公園に沖縄新テーマパーク建設へ

テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するユー・エス・ジェイは沖縄県で計画する新テーマパークを国営海洋博公園(本部町)に建設する。「沖縄美ら海水族館」をはじめ、財団法人が管理している公園内の施設運営も受託し、一体で効率的な集客につなげる。2番目の拠点を設けることで持続的な成長を実現する考えで、政府も国家戦略特区の活用などで後押しする。海洋博公園は約77㌶という広大な敷地があり、現在は財団法人「沖縄美ら島財団」(本部町)が管理を受託している。

堺市消防局7/1から119番通報に5カ国語で24時間対応

堺市消防局7/1から119番通報に5カ国語で24時間対応

堺市消防局は7月1日から、外国人からの119番通報を正確に把握するため、通訳の取り組みを始める。民間のコールセンターを介し、英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語の5カ国語で24時間対応。増加する訪日外国人旅行者らにスムーズに対応する狙いだ。通訳サービス会社、ブリックス(東京都)に年間約26万円で委託する。
通信指令室で外国人からの通報を受けた場合、同社に接続し、指令室の職員、通訳と、通報者の三者で話す。災害・救急現場では、救急隊員らが携帯電話を持参して通訳につなぎ、外国人とのやり取りを聞き取る。

「七月大歌舞伎」仁左衛門さんら恒例の船乗り込み

「七月大歌舞伎」仁左衛門さんら恒例の船乗り込み

水都・大阪の夏の風物詩、歌舞伎俳優による船乗り込みが6月28日、大阪市内で行われた。これは「七月大歌舞伎」(7月3~27日、大阪松竹座)の前触れとして行われる恒例の水上パレード。
スタート場所の八軒家浜で、片岡仁左衛門さんが「歌舞伎ファンを増やし、関西でも東京に負けない公演が打てるようにしたい。大入りが叶いますように、お願いします」と挨拶。
その後、仁左衛門さん、中村時蔵さんら関係者約280人が8隻に分かれて、梅雨の晴れ間に恵まれた大川から道頓堀川(八軒家浜~戎橋)まで約4㌔を巡航。仁左衛門さんらが船上から数多くのファンの歓声に応えた。

大阪府がネットで「大阪いいもん・うまいもん市」

大阪府がネットで「大阪いいもん・うまいもん市」

大阪府は国の掲げる地域振興策「地方創生」の一環で、7月24日から、府内の名産品を通常の3割引きでネット販売する「大阪いいもん・うまいもん市」を始める。割引額の合計は1億8000万円に上り、全国での販売促進を図る。
販売するのは、堺の包丁、泉州の水ナス、大阪の「粉もん」に欠かせないソースなど、大阪のブランドに認証されている工芸品や食品。
府はPRのため、ゆるキャラの広報担当副知事「もずやん」に6月26日、営業本部長を兼務させる辞令を出した。もずやんは早速同日、あべのハルカス(大阪市阿倍野区)で観光客らにチラシを配布していた。

9月に大阪で台湾製品「TAIWAN EXCELENCE」展示会

9月に大阪で台湾製品「TAIWAN EXCELENCE」展示会

台湾の高品質製品「TAIWAN EXCELENCE」を集めた展示会が、大阪市北区のグランフロント大阪で9月4~6日に開かれる。関西初開催で、台湾の経済部(日本の経済産業省にあたる)から認定された50社の130製品が並ぶ。入場無料。

JR西日本系・セブンイレブンと一体の大型店舗開業

JR西日本系・セブンイレブンと一体の大型店舗開業

西日本旅客鉄道(JR西日本)系のジェイアール西日本デイリーサービスネットは、セブン&アイ・ホールディングスと組み、土産売り場とコンビニエンスストアが一体となった大型店を開業する。まず7月1日からJR天王寺駅(大阪市)構内の中央コンコースに改装オープン。今後、新大阪駅、大阪駅、三ノ宮駅、新神戸駅でも展開する。第1号店は「アントレマルシェ天王寺」。関西土産や人気スイーツを扱うゾーンと、併設のセブンイレブンコーナーを約150平方㍍ずつ設けた。

百舌鳥古墳群ガイダンス施設31年度オープン 堺市

百舌鳥古墳群ガイダンス施設31年度オープン 堺市

堺市は「仁徳天皇陵古墳」の西側に隣接する大阪女子大学跡地(堺市大仙町)に平成31年度末のオープンを目指している「(仮称)百舌鳥古墳群ガイダンス施設」の基本計画案を明らかにした。
7月中に市民から案への意見を募り、8月に基本計画を決定する。仁徳天皇陵古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」の平成29年の世界文化遺産登録に照準を合わせた周辺施設の整備計画だ。市によると、約1万5000平方㍍の敷地に延べ約4000平方㍍の施設を建設。建築費は20億円程度を想定しており、市民や企業などからも寄付を募る。

尼崎で江戸期からの製法で復刻の伝統”生”しょうゆ

尼崎で江戸期からの製法で復刻の伝統”生”しょうゆ

江戸時代からの伝統の製法で復刻した兵庫県尼崎市の特産品「尼の生醤油」が今年も完成した。7月1日から、尼崎市内のスーパーや同市建家町の「メイドインアマガサキショップ」などで販売する。
「尼の生醤油」は塩分控えめで、着色料や保存料などの添加物は使用せず、加熱処理もしていない。750㍉㍑入りの瓶詰約2万本を販売する。1本720円。
尼崎周辺はかつて良質な大豆や小麦が栽培され、水運も発達していたことから、しょうゆの生産が盛んだった。第二次世界大戦中に原料不足などで生産が途絶えたが、85年に地元の企業経営者らが「尼の生揚醤油保存会」を発足させ、たつの市のしょうゆメーカーに醸造を委託している。

「『経世済民の男』小林一三」大阪市内の収録公開

「『経世済民の男』小林一三」大阪市内の収録公開

阪急電鉄や宝塚歌劇団などを創設した実業家、小林一三(1873~1957年)の生涯を描いたNHKテレビドラマ「『経世済民の男』小林一三」の大阪市内での収録が6月25日、報道陣に公開された。小林一三を俳優の阿部サダヲさん(45)が演じ、宝塚歌劇団の設立初期のレビューを現役タカラジェンヌらが再現している。9月に放送される。
この日は、4月に入団した歌劇団員14人によるレビューやエンディングのシーンが収録された。大階段は同歌劇団が使用しているものを借りた。ドラマは”落ちこぼれ”の銀行員だった小林一三が、事業の面白さに目覚め、独創的な手段で弱小電鉄を大企業へと成長させた過程を描く。