「パリミキ」「メガネの三城」を展開している三城ホールディングス(本社:東京都港区)はこのほど、東南アジア最大級を誇るタイ・バンコク中心部のショッピングモール、セントラルワールド3階に5月15日、新店舗をオープンしたと発表した。
店舗は三城が日本の郊外でロッジ店舗として展開し、好評のログハウスタイプ。営業時間は11時~20時、年中無休。セントラルワールドはBTSチットロム駅からスカイウオークで直結の好立地にある。
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イオン東京など19店舗でリユース循環型「Loop」商品販売
ロッテ、P&G、エステー、アースなど日用品メーカー6社とイオン(本社:千葉市美浜区)による、容器をリユースで繰り返し利用する資源循環型展開「Loop(ループ)」の取り組みが5月25日からスタートする。東京の17店舗、神奈川、千葉各1店舗の計19店舗とネットスーパーで、まず日用消耗品13品目の販売を開始する。8月までに関東の約50店舗への拡大を目指す。
店頭設置の返却ボックスに容器を返却すると、購入時に支払った容器代がLoop公式アプリ経由で顧客に返金される。
Loopとは、米国テラサイクルが開発した、資源循環型の新たな商品提供システム。従来、使い捨てされていた洗剤やシャンプーなど日用消耗品や食品などの容器や商品パッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し利用を可能にすることで、使い捨てプラスチックを削減していこうという取り組み。
浅沼組 タイ・バンコクで2現地法人設立 リニューアル事業
レカム シンガポールの電気部品販売のGI社の株式30%取得
ステラケミファ 中国関連会社への増資で出資比率34%へ
ゼンリンと日立 長崎市の観光型MaaS実証実験で協業開始
ゼンリン(本社:福岡県北九州市)と日立製作所(本社:東京都千代田区)は5月20日、長崎市における観光振興による地域活性化につなげることを目的として、観光型MaaSの実証実験に向けて協業を実施すると発表した。この協業を通じゼンリンが2021年度中に長崎市で実施する観光型MaaSの実証実験において中核となるサービス基盤の開発に取り組んでいく。
この実証実験では、長崎市を訪れる観光客を対象にゼンリンの地図情報と、日立のデジタルチケッティングおよび決済機能を組み合わせたアプリを開発し、長崎市の魅力を再発見できる観光ルートの検索から位置情報に基づく各種交通・観光チケットの購入・決済までをスマートフォンのアプリ上でシームレスに行える観光型MaaSの実現に取り組む。
大和ハウス、フジタなど建築施工現場用溶接ロボットを開発
川崎重工とソニーG ロボットプラットフォーム事業で新会社
三井化学 廃棄植物油由来のナフサからプラスチック素材 日本初
三井化学(本社:東京都港区)は5月20日、フィンランドの世界有数のバイオマス燃料の製造会社Neste社(本社:フィンランド・エスポー)および豊田通商(本店:名古屋市)とバイオマスナフサの調達に関する売買契約を締結したと発表した。
2021年度後半にかけて、大阪工場のエチレンプラント(クラッカー)に日本で初めてバイオマスナフサを原料として投入する。同時にマスバランス方式によるバイオマスナフサを原料としたフェノールなどのバイオマス化学品やポリオレフィンをはじめとしてバイオマスプラスチックの製造・マーケティングを開始する。
Neste社はRenewable Diesel(発展型再生可能ディーゼル)では世界トップのシェアを誇るバイオマス燃料のサプライヤー。同社のバイオマスナフサは植物油廃棄物や残渣油を原料に製造される。原料からプラスチック製品が廃棄されるまでのライフサイクルにおけるCO2は、石油由来ナフサ使用時に比べ大幅に削減されることが見込まれる。
トヨタ 水素エンジン車で24時間耐久レースに初参戦 脱炭素へ
トヨタ自動車は5月22日、富士スピードウェイ(所在地:静岡県小山町)で開催の24時間耐久レースに水素エンジンを搭載した自動車で出場した。水素だけを燃料とした水素エンジン車によるレース参戦は世界初という。同社は水素エンジンを脱炭素の実現に向けた選択肢の一つとして位置付けており、レースを通じて実用化の課題などを洗い出す。
水素エンジンは、既存のエンジンと基本的な構造は同じで、ガソリンの代わりに水素を燃焼させる。エンジンオイルの燃焼に伴う分以外は、二酸化炭素(CO2)を排出しない。水素エンジン車は現時点でガソリン車よりも燃費が悪いため、レースで燃料補給の頻度や燃費改善につながる走り方などを検証する。