インドの日系自動車メーカーが、同国の変異型新型コロナウイルスの拡大・高水準で医療体制が危機的状況にあることを受け、工場停止期間を延長すると発表した。
乗用車最大手のマルチ・スズキは5月8日、北部ハリヤナ州の工場の停止期間を16日まで延長すると発表した。当初は1日から9日までの予定だったが、コロナの拡大を受けて延長した。ホンダの四輪車法人、ホンダカーズ・インディアは7日、西部ラジャスタン州タプカラの工場の稼働を同日から18日まで停止する。5月中に予定していた保守作業に伴う休止措置を、コロナ拡大を受け前倒し実施する。
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JR新幹線・特急のGW利用客前年比5.68倍の295.8万人 若干回復
JR各社のまとめによると、ゴールデンウイーク(GW)期間中(4月28日~5月5日)の新幹線や特急列車の利用は、全体で前年の5.68倍の295万8,000人に増えたが、2019年のわずか26%にとどまった。記録のある1990年以降、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年に次いで過去2番目に少なかった。
路線別にみると、東海道新幹線の利用客は91万5,000人で前年の5.26倍となったが、19年の27%だった。山陽新幹線は同4.92倍の37万9,000人となったが、19年の22%。北陸新幹線はJR東日本管内が同9.03倍の17万6,000人で19年の29%、JR西日本管内が同9.57倍の8万2,000人で19年の26%だった。