藻類もミドリムシと使用済みの食用油を原料とする国産バイオジェット燃料を利用した小型ジェット機が6月29日、民間機として初フライトし、鹿児島空港から羽田空港に到着した。ミドリムシを使った食品を手掛けるユーグレナ(本社:東京都港区)が燃料を開発した。製造過程で出る二酸化炭素(CO2)が化石燃料より少なく、航空業界の脱炭素化への切り札となる。小型ジェット機は個人投資家が共同保有するホンダジェットを使用した。
ユウグレナは2025年までに商業プラントを建設し、製造量を年間25万㌔㍑にまで拡大する計画。販売価格は現在の1㍑当たり約1万円から200円以下にしたい考えだ。
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中国BYD 日本国内で23年にEVバス4,000台販売見込む
中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の日本法人、ビーワイディージャパン(所在地:横浜市神奈川区)は、日本国内でEVバスの販売を本格化する。同社はすでに2023年に日本国内で4,000台のEVバスの販売を見込んでいる。
脱炭素化を見据え、都市交通路線バス、貸し切りバス会社も模索を始めている。京都市に本社を置く京阪バスは2021年2月、BYD社の小型バス「J6」導入を発表している。計画ではJR京都駅と京阪七条、梅小路のホテルなどを結ぶステーションループバスを、路線丸ごとEVに置き換えるという。早ければ今年中に運行を開始する。
EVバス導入の最大のネックは価格の高さだった。だが、デーゼルエンジンと比較しても大きな差がなくなっている。BYDのコミュニティバスサイズの「J6」(定員25~31人)は1台1,950万円、大型の「K8」(定員75~81人)でも3,850万円。一方、日本国内メーカーのディーゼルエンジンの大型バスは2,000万円程度から。燃料代やメンテナンスのコストなども考慮すると、遜色ない水準だ。
日本のEVバス開発は遅れており割高だ。国土交通省が出している「電動バス導入ガイドライン」をみると、国内メーカーの場合は「コミュニティバス~大型」で6,000万~1億円、燃料電池車(FCV)で大型1億円となっており、EVバスではBYDの価格の安さが際立っている。
三井住友FG フィリピンのリサール銀行に100億円出資
インド日通 新たに3拠点で医薬品のGDP認証取得
自動車8社5月世界生産77.4%増 半導体不足足かせ
三菱電機 不正検査35年 鉄道空調で架空データ
三菱電機が鉄道車両向け空調機器の製造過程で、35年にわたり出荷前に必要な検査を怠ったり架空のデータを記入していたことが発覚した。同社は「安全性に問題はない」としているが、詳しい社内調査や顧客への説明に着手した。
空調機器は長崎製作所(所在地:長崎県時津町)で製造し、JRや私鉄など全国の鉄道会社に納入されていた。不正は少なくとも1985年から続いていたもよう。社内調査は現在使われている数百件以上が対象になるとみられる。
同社は今年6月中旬に不正を把握。実態を確認するため社内調査を始めていた。検査の不備が疑われる空調機器の出荷をすでに停止し、JRなど一部の納入先へ説明するとともに、経済産業省にも報告している。
エーザイ 香港で不眠症治療薬「デエビゴ」発売
エーザイ(本社:東京都文京区)は6月30日、香港の医薬品販売子会社Eisai(HongKong)Co.,Ltd.が、自社創製のオレキシン受容体拮抗薬「Daybigo(R)」(一般名:レンボレキサント、日本製品名:デエビゴ(R))について、成人の不眠症の適応で新発売したと発表した。2021年2月28日に香港で承認を取得しており、今回の新発売はアジア地域(日本を除く)における最初の発売となる。
デエビゴは日本、米国、カナダで販売されている。豪州、ブラジル、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイで申請中で、引き続き申請国を拡げていく予定。
全世界で成人の約30%が不眠症の症状があると推定され、香港では成人の35%以上の人が不眠症といわれる。