東芝は4月20日、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから、東芝買収のについて検討を中断するとの文書を受領したと発表した。事実上の撤回となる。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
ホンダ 中国で初のEV自社ブランド SUVなど5年で10車種投入
デンカ 東邦大学と変異株検出システムの検証実験を開始
三洋化成 次世代「全樹脂電池」の国際的な輸送認証を取得
ルネサス 5月中の半導体生産回復目指す 完全回復は6月
ベトナム鉄鋼大手ホアファット 141億円投じコンテナ工場建設
トヨタ 25年までにEV15車種発売 EV新ブランド「TOYOTA bz」
トヨタ自動車は4月19日、開幕した「上海モーターショー2021」で、2025年までに新型車9車種を含む15車種の電気自動車(EV)を販売すると発表した。今後EVを本格展開していくため、EVの新ブランド「TOYOTA bz(トヨタビーズィー)」を立ち上げる。
EVでは子会社のダイハツ工業、資本提携しているSUBARU、スズキおよび、電池の開発で連携している中国のEVメーカー、BYDの4社と共同で車体や電池を開発し、多目的スポーツ車(SUV)から軽自動車のような小型車まで様々なEVを揃えた全方位戦略を展開していく考え。こうした方針のもと、第一弾としてSUBARU(スバル)と共同開発した多目的スポーツ車(SUV)を2022年までに投入する。
イオンモール カンボジア1,2号店の営業一時停止 ロックダウンで
コシダカHD「カラオケまねきねこ」シンガポール子会社解散
カラオケなどエンターテインメント事業を主幹事業とするコシダカホールディングス(本社:東京都港区)は4月16日、シンガポールの連結子会社を解散すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、営業停止が続き、再開のめどが全く立たないことから、同国におけるカラオケ事業は困難と判断し、同子会社を解散および清算する。
同子会社はシンガポールでピーク時には11店舗のカラオケ店を運営。東南アジアにおける「カラオケまねきねこ」のモデル店舗の役割も果たしていた。
なお、中間持株会社KOSHIDAKA INTERNATIONAL PTE.LTD.を中心としたマレーシア、タイ、インドネシアへの東南アジア展開は継続していく。
新型EV新モデルが覇を競う「上海モーターショー2021」開幕
世界最大規模の自動車見本市「上海モーターショー2021」が4月19日、中国・上海市の上海国家会展中心で開幕した。国内外の自動車メーカーやIT系企業など約1,000社が参加し、中国政府が普及を後押しする電気自動車(EV)などの新モデルを展示した。出展でとくに目立つのがデザイン性豊かなEVモデル。日本勢ではトヨタ自動車やホンダが中国で人気の高いスポーツタイプの多目的車の新型EVを出展している。
中国は世界最大の自動車市場。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年の新車販売台数は前年比1.9%減の2,531万台だったが、2021年は4年ぶりのプラス転換が見込まれている。とくに中国政府が国策として後押しするEVなど新エネルギー車は好調で、20年も10.9%増の136万台と2年ぶりに増加している。EVの需要は大幅に伸びており、1台50万~60万円台の格安EVも人気を集めている