トヨタ自動車、ダイハツ工業、スズキ、SUBARU、マツダの自動車5社は4月27日、インターネットに接続して多様なサービスを提供する「コネクテッドカー(つながる車)」に必要な車載通信システムを共通化すると発表した。トヨタが開発した車載通信技術をベースに、4社が保有する技術を盛り込みながら、クルマからネットワーク、車載通信機センターまでの接続仕様を共通化した次世代のコネクテッドカー向けのシステムを構築する。
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トヨタ 「レベル5」米リフトの自動運転部門を600億円で買収
日系自動車企業の商況順調 インドネシアモーターショー2021
ダイドードリンコ 顔認証決済の”手ぶら”自販機の展開 日本初
ニプロ 中国で2透析センターの株式の70%を取得 業容拡大
自動運転で日系企業が中国企業と連携強化 試験運用を開始
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、自動車メーカーの日系企業が中国で自動運転で中国企業と連携強化し相次いで自動運転のテストを開始している。
ホンダの中国法人、本田技研科技(中国)はこのほど、広東省深圳市に中国本社を構える自動運転開発スタートアップ企業、AutoXと提携、自動運転テストを開始すると発表した。「アコード」と「インスパイア」をテスト用車種とし、AutoXの最新自動運転システムを搭載する。トヨタ自動車は、広東省広州市の自動運転スタートアップ企業、Pony.ai(小馬智行)と自動運転技術の開発などで協業し、広州市で無人運転タクシーの試験運用を実施している。
中国では積極的に自動運転への取り組みが進められており、AutoXは深圳市で初めて自動運転Robo Taxiを用いて、レベル4(特定の条件下で車の運転を自動化)とレベル5(完全な自動運転)の試験運用を開始している。