世界保健機関(WHO)は3月12日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認した。ワクチンを共同出資・購入し、発展途上国にも提供する国際枠組み「COVAX(コバックス)」は、J&J社と5億回分を契約済み。J&Jワクチンは1回の接種で効果があるため、遅れが目立つ途上国での接種の加速が期待されている。
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双日・大阪ガス ベトナムで燃料転換事業に参画 CO2抑制へ
豊田通商 東京海上とインドネシア在住邦人向けコロナ保険販売
豊田通商は3月10日、グループのPT.Toyota Tsusho Insurance Broker Indonesia(以下、TIBI)が、東京海上グループのPT.Tokio Marine Life Insurance Indonesiaと共同で、インドネシア在住邦人向けコロナ保険を感染時サポートサービスを3月1日より販売開始したと発表した。
今回発売したコロナ保険は待期期間(契約成立から14日間)を経た後に、新型コロナウイルス感染症が発症した場合、1,000万インドネシアルピア(約7万5,000円)が、さらに入院もしくは政府指定施設での隔離生活となった場合、追加で1,500万ルピア(約11万2,000円)がいずれも一時金として支払われる。
パナソニックホームズ マレーシアで全1,496戸のマンション事業
パナソニックホームズ(本社:大阪府豊中市)は3月11日、子会社のパナソニックホームズマレーシアとマレーシアの現地デベロッパー、MKHが2018年に設立したJV会社、MKHプロパティベンチャーズが、マレーシアのカジャン地区で開発中の分譲マンション『MIRAI Residences』の第2期販売(384戸)を2021年3月12日より開始すると発表した。
同プロジェクトは同社が日本で培った住まいづくりのノウハウや技術と、MKHのマレーシアでの知名度を融合させた4棟・全1,496戸の大規模マンション。2024年9月完成を目指している。同社の海外事業ではインドネシア、台湾に次ぐ、マレーシアでの分譲開発事業第1号となる。
森永乳業 腸内細菌叢の年齢と加齢性疾患リスクの因果関係を研究
シャープ 液晶パネル工場の株式売却中止 売却先から申し入れ
日本郵政と楽天 資本業務提携に合意 シナジーの最大化図る
豪州で世界初の水素サプライチェーン構築実証実験 設備公開
川崎重工、電源開発、岩谷産業、丸紅、AGLEnergy Limited、住友商事の6社は3月12日、参画する水素サプライチェーンの実証実験を行うオーストラリア南東部のビクトリア州の褐炭ガス化・水素精製設備を公開した。6社でつくるコンソーシアムは同日現地で、日本とオーストラリア両政府関係者を含めおよそ70人が参加して記念式典を開いた。
これは現地で豊富に産出する褐炭を加熱してガス化、水素を製造する工場と、水素をマイナス253度まで冷却して液化する工場を建設。すでに試運転を始めている。
褐炭は水分や不純物を多く含み、輸出に向いていない。価格は発電用に輸出される石炭のおよそ3分の1と割安。一連の実験が成功すれば、費用を抑えて水素製造が可能になると期待されている。