山九(本社:東京都中央区)は1月28日、2022年4月にマレーシア・ジョホール州で海外初となる人材育成センター「SANKYU TECHNICAL ACADEMY」を開設すると発表した。同社の海外現地法人社員を対象に、機械整備研修など34講座を計画。年間延べ約3,000人の研修を受け入れる予定。同センターは実習場を備えた研修棟や事務所棟、宿泊棟を備えている。
将来に向けた高度な技術・技能を有する人材の確保並びに、日本を含めた世界で活躍できるグローバルな技術・技能集団の育成が目的。
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タイ日通 国内輸送サービスの医薬品のGDP認証を取得
日本通運は1月27日、タイ日本通運(以下、タイ日通)が2020年12月22日を発効日として、航空貨物フォワーディングと連携したタイ国内輸送サービスの提供に関する医薬品の適正流通基準、GDP(Good Distribution Practice)の認証を取得したと発表した。
これによりタイ日通は、まず日系の医薬品販売会社に対して輸入フォワーディング、配送の拡販を行い、すでにGDP認証取得しているグループ各社と連携し、非日系企業に対する拡販を進めていく。将来的には業容拡大に向けて、保管サービスについての認証取得も検討していく。
近年タイ医薬品市場は年間5%前後の成長を示しており、医薬品市場全体のうち輸入医薬品は約57%を占めている。
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日本工営 インド貨物専用鉄道の部分運用開始 全線開通は23年
総合エンジニアリングコンサルタントの日本工営(本社:東京都千代田区)は1月27日、同社が手掛けているインドの貨物専用鉄道、DFC西回廊プロジェクトが部分開通し、運行が開始されたと発表した。このほど部分開通したエリアは、ハリヤナ州レワリ-ラジャスタン州マダル間の第1工区306km。
DFC西回廊プロジェクトは約1,500kmに及ぶデリー-ムンバイ間を繋ぐ鉄道で、日印両政府が共同推進する産業大動脈構想の根幹を担っている。
日本政府が円借款を供与し、単一プロジェクトへの円借款供与額として最大級とされ、日印両国間の旗艦プロジェクトとして高い関心が寄せられている。
貨物専用鉄道(DFC)西回廊は2023年の全線開通を予定。全線開通により、デリー-ムンバイ間をこれまで3日要していた輸送機関を1日に短縮することができる。