総合ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)は10月23日、グループの海外事業持ち株会社、パン・パシフィックリテールマネジメント(シンガポール)(本社:シンガポール)が10月30日、「DON DON DONKI HarbourFront(ハーバーフロント)店」をシンガポールの大型商業施設「HarbourFront Centre」内にオープンすると発表した。
同店はDON DON DONKIのシンガポール国内8番目の店舗となる。DON DON DONKIは、店内ほぼすべての商品を日本製もしくは日本市場向けの商品でラインアップする”ジャパンブランド・スペシャリティストア”をコンセプトとしている。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
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出光興産 CO2削減ボイラ制御システムを台湾プラスチックへ初納入
出光興産(本社:東京都千代田区)は10月21日、日本郵船グループと出資する郵船出光グリーンソリューションズ(本社:東京都港区)が、台湾プラスチック(本社:台湾・台北市)との間で、AIによるCO2削減ボイラ制御最適化システム「ULTY-Vplus(アルティ ヴイプラス)」6基の納入契約を締結したと発表した。納入完了時期は2020年度中。
同システムはAIを活用することで燃料投入、蒸気圧力などの一連の動作を制御する完全自己完結型のシステム。日本国内では約100基の導入実績があるが、海外への納入決定は今回が初。同システムを発電所や工場で使用されるボイラに装備することで、最適な運転を実現する。
台湾プラスチックは6基合計で、年間約9万トンの燃料量削減と、CO2排出量を年間約23万4,000トン削減できると見込んでいる。
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スズキ インド・グジャラート工場で累計生産100万台を達成
スズキは10月22日、インドにおける四輪生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社(本社所在地:インド・グジャラート州アーメダバード、以下、SMG社)が、2017年2月の生産開始から、10月21日に累計生産100万台を達成したと発表した。2017年2月の生産開始から3年9カ月での達成だった。スズキの生産拠点としては最速となる。
SMG社は2017年2月に「パレーノ」の生産を開始し、2018年1月より「スイフト」の生産、3月には輸出向けの生産を開始している。2019年度のインドにおけるスズキ四輪車の販売台数は前年比18%減の約144万台、生産台数は同15%減の約158万台で、そのうちSMG社は25%にあたる約41万台(同41%増)を生産している。