山形に高速栽培技術などユニット採用の大規模植物工場
昭和電工は、同社独自の高速栽培技術「SHIGYO法」と発光ダイオード(LED)照明、アルミニウム棚を組み合わせた植物工場ユニット「SHIGYOユニット」を採用した大規模工場が、山形に完成したことを明らかにした。これは、山形市の遠藤商事が運営する大規模植物工場で、栽培面積は約2000平方㍍。リーフレタスなどの葉物野菜を日産4000株収穫でき、山形県のスーパーマーケットなどで販売する。
京野菜の魅力発信!「京野菜フェスティバル」
京野菜の魅力を発信する「京野菜フェスティバル」が11月1日、京都市下京区の梅小路公園で始まった。京都府内産野菜や果物、九条ねぎを使ったラーメンの販売があり、訪れた市民らが、京都の自然が育んだ味を楽しんだ。京都府・市などが作る「おいしおすえ京野菜キャンペーン実行委員会」が主催。
会場には京水菜や京丹波町の黒豆の枝豆、京丹後市のナシなどの食材のほか、手作り雑貨を扱う店など160店が並んだ。九条ねぎを使ったラーメン店は京都や東京、福島から16店が出店、一杯500円で提供した。同フェスティバルは3日まで開催される。午前10時~午後5時まで(最終日は同4時まで)。
京都府 カゴメと連携し、京野菜使い商品開発
京都府はカゴメと共同で、京野菜など京都の食材のブランド価値向上や消費拡大に取り組む。両者は「楽しもう 京の食材パートナー連携協定」を締結。新メニューやレシピを開発、量販店などで消費者に提案していく。
両者は新たにトマトソースと白みそ、京野菜を合わせた「京風トマトソース」を開発。このソースで京野菜や、サワラなど京都の水産物を使ったメニューを、量販店での試食販売などで消費者にアピールする。
また、この提携の一環として、京都府産の新丹波黒大豆とトマトパウダー、生クリームを組み合わせたクッキー「トマくろクッキー」を商品化した。新商品は10月28日に発売し、2015年1月末まで関西エリアで期間限定で販売する。