関空➡大阪駅 7/1から24時間バス運行
関西国際空港と大阪駅を結ぶリムジンバスを運行する関西空港交通などの3社は6月18日、深夜早朝の関西空港発の便を7月1日から始めると発表した。関西国際空港から大阪市内に24時間アクセスできるようになる。
新関西国際空港会社によると、国内の空港でバスや電車の24時間運行は初めて。
関西に新ビジネス発想研究組織 近畿経産局
近畿経済産業局とアジア太平洋研究所は家電、食品、交通、エンターテインメントなど幅広い業種の企画部や新規事業部の担当者を集め、関西発で新ビジネスを発想する研究会を7月に立ち上げる。2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでにITを使い、従来にない異業種を組み合わせてインパクトの高いビジネスアイデアを発想する。
研究会の名称は「MIRAIDEA(ミライディア)–産業交流の十字路」。健康、省エネルギー、安全など社会的課題をテーマとする。参加するのはアシックス、がんこフードサービス、大和ハウス工業、パナソニック、京阪電気鉄道、吉本興業など21社。
鉄道、アパレル、エンターテインメント、家電、飲食、住宅などの異業種をITを活用して組み合わせ、ゲストスピーカーを交えた勉強会や参加者同士の討議を通じて、従来にないビジネスアイデアの創出を目指す。2年後の17年6月に成果発表を目指す。
関西企業景況感プラス幅拡大 自社の業況判断マイナス
関西経済連合会と大阪商工会議所が6月18日発表した経営・経済動向調査によると、関西企業による4~6月期の国内景気の見方を示す景況判断指数はプラス21.0となった。プラス幅は1~3月期の18.2より拡大したが、前回調査の1~6月期予想値(プラス23.8)を下回った。
先行きの予想値は7~9月期が25.4、10~12月期は28.2で、今後もプラス幅の拡大続くと見込む。
自社の経営環境を示す業況判断指数はマイナス2.4で、消費税増税の影響があった2014年4~6月期以来4期ぶりにマイナスに転じた。円安による輸入原材料価格の上昇や、関西電力による電気料金の再値上げが響いた。
調査は5月18日~6月3日、関経連と大商の会員企業1695社を対象に実施。464社から回答を得た。