関西にも「経済の成長エンジンを」関経連が国交省に要望
関西経済連合会は10月9日、国が見直しを進めている国土形成計画に対し、人口や企業の東京一極集中を解消し、関西にも経済の「成長エンジン」を創出すべきだとする要望書を取りまとめ、国土交通省などに提出した。要望では、関西圏が首都圏と並ぶような強みを持ち、成長の原動力を生み出せるよう、雇用や教育、生活の場としての魅力を高め、優秀な人材を根付かせるべきだとしている。
10/19 大阪市中央公会堂で芸術公演「コリアデー」
韓国の伝統音楽が楽しめる芸術公演「コリアデー」が10月19日、大阪市北区・中央公会堂で開かれる。音楽やファッションなどを通じて日韓関係を深めるイベント「コリアマンス2014友情と希望」(10月9~11月16日、大阪韓国文化院主催)の行事。
公演は2つに分かれ、午後2時からは3階中集会室で「クラシックと響き合う韓国の音色(響き2)」とし、アンサンブルなどの演奏。午後5時からは1階大集会室で「伝統と響き合う韓国の音色(響き1)」と題し、釜山国際チェンバーオーケストラ、伝統合唱団「ドゥレソリ」ポップオペラのデュエット「ヒュー」らが出演する。参加無料だが事前の申し込みが必要。
大阪府・市 カジノ法案の今国会での成立を期待
政府・自民党はカジノを中心とした統合型『リゾートを推進する法案の今国会での成立を目指す方針だ。安倍政権が掲げる成長戦略の進展を強調する狙いで、採決に慎重な公明党との調整がカギとなる。
このカジノを中心とした統合型リゾート法案の成立に、いまどの自治体よりも熱い視線を送っていると思われるのが大阪府・市だ。大阪府・市は松井知事、橋下市長がカジノ誘致を、関西復権に向けた成長戦略の一つに挙げ、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」への誘致に大きな期待を寄せている。
統合型リゾート推進法案(カジノ法案)は自民党、維新の党、生活の党などの有志による議員連盟が提出し、先の通常国会から継続審議となっている。法案は施行後1年以内にカジノ実現のために必要なルールを定めた関連法の整備を進めるよう政府に求めている。このため、カジノ法案が施行すればすぐに解禁できるといううわけではない。同法案の施行後に政府が提出する関連法案の成立が必要となる。