「経済」カテゴリーアーカイブ

BIE調査団が訪日 7・8日は大阪を視察・会談

BIE調査団が訪日 7・8日は大阪を視察・会談

BIE(博覧会国際事務局)の調査団による日本での現地調査が3月6日から3日間の日程で行われる。日本での現地調査を行うのは万博の開催地の決定機関、BIEの執行委員会のチェ・ジェチョル委員長を団長とする調査団。
同調査団は初日の6日は首相官邸で安倍首相と会談するほか、超党派の国会議員らと意見を交わす。7日と8日は大阪を訪れ、会場予定地の大阪市此花区の夢洲などを視察するほか、大阪府の松井知事、大阪市の吉村市長と意見を交わす予定。

東洋紡 コストパフォーマンス追求した植物工場を設計・施工

東洋紡 コストパフォーマンス追求した植物工場を設計・施工

東洋紡グループの東洋紡エンジニアリング(本社:大阪市北区、以下、TBEC)は省スペースで生産効率を高め、初期投資コストは従来の2分の1、生産性は2倍と徹底的にコストパフォーマンスを追求した完全閉鎖型植物工場を設計・施工する。
この工場を運営するのは、植物工場運営では業界大手の木田屋商店(本社:千葉県浦安市)での「木田屋商店第2プラント」(所在地:福井県小浜市)として、2018年10月から稼働する。同プラントの延床面積は800平方㍍、レタス等葉物類を栽培し、生産規模は600㌔㌘/日。

近畿の1月の有効求人倍率44年ぶりの高水準

近畿の1月の有効求人倍率44年ぶりの高水準

大阪労働局のまとめによると、近畿2府4県の1月の有効求人倍率は1.54倍で、12月を0.02㌽上回り、1974年5月に次ぐ、およそ44年ぶりの高水準となった。1月の近畿地区の求職者は30万1071人で、企業からの求人は46万4702人だった。
府県別の有効求人倍率は、大阪府が1.70倍、京都府が1.56倍、奈良県が1.40倍、滋賀県と兵庫県が1.36倍、和歌山県が1.34倍だった。
大阪労働局は、人手不足が続く中、ロボットやAI(人工知能)を使って省力化に取り組む企業が増えているのに合わせ、システムエンジニアの求人が出ていることや、4月に障害者の法定雇用率が引き上げられるのを前に、障害者の求人が増えているとしている。

住吉大社で土俵入り奉納 春場所の成功祈願

住吉大社で土俵入り奉納 春場所の成功祈願

大阪で3月11日に初日を迎える大相撲春場所を前に3日、住吉大社(大阪市住吉区)で、白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱の土俵入りが奉納された。横綱による住吉大社での奉納土俵入りは、春場所の成功と安全を祈願して5年前から毎年行われているもので、境内にはおよそ3000人のファンが詰めかけた。
3横綱は本殿に参拝した後、白鵬は「不知火型」、稀勢の里、鶴竜は「雲竜型」のそれぞれ土俵入りを披露した。白鵬は春場所で横綱在位が史上1位の64場所に達している。

大阪府 宿泊税1人5000円以上に対象を拡大へ

大阪府 宿泊税1人5000円以上に対象を拡大へ

大阪府の松井一郎知事は3月2日、2017年に導入した宿泊税の対象を宿泊料金1人5000円以上に拡大する方針を明らかにした。対象拡大により、1人5000~1万円未満の税額を50円とする考えだ。松井氏は「この秋にも関連の条例案を議会に提出したい」としている。
現在は宿泊料金1万円以上に対し、100~300円を課している。ただ、年間の税収が7億5700万円にとどまり、当初の想定を3割下回った。その結果、予定していた無料の公共無線LANの設置事業を減額したほか、府の観光施設の多言語表示事業も見送っている。

近畿地方で”春一番” 昨年より9日遅く

近畿地方で”春一番” 昨年より9日遅く

日本海にある低気圧の影響で、近畿地方は南寄りの風が強まり気温が上がり、気象台は3月1日午前「近畿地方に”春一番”が吹いた」と発表した。今冬は繰り返された厳しい寒気の流入があって、近畿地方の春一番は昨年より9日遅くなった。

“笑い”をビジネスに「わろてんか」クランクアップ!

“笑い”をビジネスに「わろてんか」クランクアップ!

NHK大阪放送局が制作する連続テレビ小説「わろてんか」の収録が終わり、ヒロイン「てん」を演じた葵わかなさんが、2017年5月からの10カ月間を振り返った。わろてんかは、大阪を舞台に日本で初めて”笑い”をビジネスにした女性を描いたドラマ。
2月27日、スタジオに「クランクアップです!」の声が響くと、葵さんに濱田岳さんら共演者たちが次々に花束を贈った。葵さんは涙ぐみながら「楽しいようで苦しいようで楽しい、本当に濃い10カ月でした。自分が大きく変わり、撮影が始まる前より笑うようになりました」などと話した。わろてんかの最終回は3月31日に放送される予定。

桜の開花 近畿は3/25~4/4ごろと平年並み 日本気象協会

桜の開花 近畿は3/25~4/4ごろと平年並み 日本気象協会

日本気象協会が発表した桜(ソメイヨシノ)の開花予想によると、近畿地方は3月25日ごろから4月4日ごろにかけてと、各地で平年並みの開花となる見込みだ。
予想では、最も早い和歌山市で3月25日、大阪市と京都市で3月27日、神戸市で3月28日、奈良市で3月30日、滋賀県彦根市で4月4日などとなっている。今冬は数十年ぶりの寒気が断続的に日本列島を覆い、厳しい寒さが続いたが、日本気象協会では「3月以降は平年並みか、平年より高い気温が予想され、桜のつぼみは徐々に育っていく」とみている。

17年の金塊密輸の摘発額54億円で過去最多

17年の金塊密輸の摘発額54億円で過去最多

大阪税関によると、管轄する空港や港での金塊の密輸の摘発件数が、2017年は299件と前年の2倍近くに達し、金額は54億円と過去最多になった。兵庫県を除く関西と、北陸地方を管轄する大阪税関がまとめたもの。
押収された金塊は1200㌔㌘余り。金の密輸の押収量は2015年以来3年連続で増加している。国や地域別では韓国、台湾、香港からが全体の9割を占めている。

G20サミット 府市で推進室 経済界加え協議会設置も

G20サミット 府市で推進室 経済界加え協議会設置も

大阪府の松井知事は、2019年のG20サミット首脳会議の大阪開催決定を受け、大阪府と大阪市が共同で推進室を設置することを明らかにした。また、「府市と経済界で協議会を設置したい」と述べた。推進室の規模などはまだ決まっていないが、新年度には動き出せるよう体制を整えたいとしている。
一方、大阪府警察本部もG20サミットに向け、新たな課「G20サミット対策課」(仮称)を設け、30人規模で発足し、国や自治体との連絡調整などにあたることが検討されている。