「経済」カテゴリーアーカイブ

枚方市で「井伊直虎」テーマの菊人形展始まる

枚方市で「井伊直虎」テーマの菊人形展始まる

大阪府枚方市・岡東中央公園などで、歴史上の人物の菊人形展始まった。今年のテーマはNHKの大河ドラマ「おんな城主直虎」で、菊花に彩られ、馬に乗った凛々しい井伊直虎や、徳川家康が刺客に狙われる場面などが展示されている。
ただ、台風21号の影響で設営が大幅に遅れ、予定されたすべての作品が揃うのは28日になるという。展示は11月13日まで。
枚方市ではおよそ100年前から街の賑わいづくりとして、京阪電鉄が運営する枚方パークで菊人形展が開催されてきたが、後継者不足などで12年前に途絶えた。その後、再開を望む声が多く、市民が引き継ぐ形で続けられている。

JTB西日本、道頓堀商店会と連携協定を締結

JTB西日本、道頓堀商店会と連携協定を締結

道頓堀商店会とJTB西日本(本社:大阪市中央区)は10月26日、大阪最大級の慣行集客拠点、道頓堀を世界に誇る観光地へと発展させるため、観光の視点から街全体の価値を高める取り組みを行う「エリアマネジメント分野の連携に関する協定」を締結した。
今回の連携締結により、両者は歴史ある道頓堀の「食とエンターテイメント」を現代の観光の視点から磨き上げ、道頓堀全体を”テーマパーク”と捉えて、その魅力開発、利便性向上、エリアのブランド価値向上のための連携事業を行う。2018年春にはノンバーバル(非言語)・ライブエンターテイメント「道頓堀presentsフードミュージカル Gotta」が道頓堀ZAZA(大阪市中央区道頓堀)で公演される。

25年万博の大阪誘致へ個人会員が11万人超に

25年万博の大阪誘致へ個人会員が11万人超に

大阪府万博誘致推進室によると、2025年に開催される万博の大阪への誘致に向けて、大阪府、経済団体などでなどでつくる誘致委員会が募集している個人のサポーター会員数が11万人を超えた。
同会員は10月13日時点で3カ月前と比べて5倍以上に増え、11万4700人余に達したという。一方、法人の会員数も3カ月前と比べて2倍以上の3600社まで増えたとしている。
25年万博誘致の最大のライバルになると目されているフランスの公式ホームページでのサポーターの登録人数は、11万1000人余となっている。

近畿の今年度上半期の貿易収支 6半期連続黒字

近畿の今年度上半期貿易収支 6半期連続黒字

近畿2府4県の今年度上半期(4~9月)の貿易収支は、スマートフォンに使われるハンドタイなど電子部品の輸出額が9555億円と過去最高となり、9903億円の黒字を確保。半期としては6期連続の黒字となった。
大阪税関がまとめた上半期の貿易概況によると、輸出額は前年同期比11.9%増の8兆1534億円。一方、輸入額はオーストラリア産の天然ガスと石炭の価格が上昇したため、同13.2%増の7兆1630億円だった。その結果、差し引きした貿易収支は同3.3%増の9903億円の黒字だった。

近畿の4~9月倒産1,114件で8年ぶり増加

近畿の4~9月倒産1,114件で8年ぶり増加

帝国データバンクによると、2017年4~9月の近畿2府4県で倒産した企業数は、1,114件で前年同期比12.5%増加した。上半期の4~9月に企業倒産数が前年度を上回ったのは”リーマン・ショック”の影響で、景気が悪化していた平成21年度以来8年ぶり。
個人経営と資本金1,000万円未満の法人の倒産が全体の7割を占めた。業種別にみると、食品で40.7%、飲食店で37.8%、繊維で14.6%増え、個人消費と密接な業種で倒産の増加が目立っている。

JR新今宮のホテルは価格抑えた「OMO」星野リゾート

JR新今宮のホテルは価格抑えた「OMO」星野リゾート

星野リゾートの星野佳路代表は10月11日、JR大阪環状線「新今宮」駅前で2022年に開業を計画しているホテルについて、ビジネスホテルと対抗できる価格帯にするなどの運営方針を明らかにした。温泉施設などを置かない「OMO(おも)」という新ブランドを使う。
これは近くのあいりん地区をはじめエリア一帯の立地環境を踏まえた戦略で、ホテル内のレストランも最小限にとどめ、周囲の飲食業者との共存関係に配慮し、周辺のレストランを紹介するサービスにも取り組むとしている。

学研都市で自動運転走行実験 パナ、オムロンなど9社

学研都市で自動運転走行実験 パナ、オムロンなど9社

学研都市推進機構によると、京都、大阪、奈良にまたがる「けいはんな学研都市」で地元のバス会社や電機メーカーなどが協力し、自動運転の実現に向けた走行実験などを始めることになった。公共交通車両の自動運転の実用化に向けて、年内にも京都府精華町と木津川市にまたがる「けいはんなオープンイノベーションセンター」の敷地内で走行実験を始める。
実験には地元のバス会社ほか、パナソニックやオムロンなど9社が参加し、センサーで車の外の情報を検知したり、車を遠隔操作したりしながら、安全性を確認することにしている。
将来的には自動運転の研究拠点としての特区の申請を目指すということで、今年度中には公道での有人の走行実験や遠隔で監視しながらの無人走行の実験も始めたいとしている。

比例代表 定員28人の近畿ブロックに127人が立候補

比例代表 定員28人の近畿ブロックに127人が立候補
衆院選の公示があった10月10日、定員が28人の比例代表の近畿ブロックには、合わせて8つの政党と政治団体が候補者名簿を届け出て、小選挙区に重複して立候補した人を含めて、合わせて127人が立候補した。
政党別の立候補者は届け出順に公明党8人、社民党2人、自民党40人、日本維新の会22人、希望の党28人、幸福実現党6人、立憲民主党10人、共産党11人となっている。

関西の景気”緩やかに拡大”へ引き上げ 日銀大阪支店

関西の景気”緩やかに拡大”へ引き上げ 日銀大阪支店

日銀大阪支店は関西の景気判断について、これまでの「緩やかな拡大基調にある」との表現から、7月から3カ月ぶりに「緩やかに拡大している」に引き上げた。
景気判断引き上げは①デパートの免税品売り上げなど訪日外国人旅行者の消費が伸びている②輸出や、新型スマートフォン向け部品の生産が本格化し、勢いを増している③人手不足の深刻化が雇用者所得の増加につながり、個人消費で自動車や家電販売が堅調なほか、富裕層による高額品消費が好調-などのため。

「わろてんか」初回20.8%の好発進 朝ドラ2作ぶり大台

「わろてんか」初回20.8%の好発進 朝ドラ2作ぶり大台

吉本興業創業者、吉本せいさんの生涯をモチーフにした関西が舞台のNHK連続テレビ小説「わろてんか」が10月2日スタートした。ビデオリサーチによると、初回の平均視聴率は20.8%(関東地区)だった。前作「ひょっこ」の初回19.5%を上回り、2作ぶりに朝ドラ初回20%の大台を突破、好発進した。
序盤は幼少期のヒロイン、藤岡てんは子役が務めるが、女優の葵わかなさん(19)登場でどこまで広がり弾けるか、お笑いの上方での支持に注目だ。