「経済」カテゴリーアーカイブ

関西自治体 香港でホテル、旅館への投資呼び掛け

関西自治体 香港でホテル、旅館への投資呼び掛け

関西地方の自治体が香港で9月7日、増え続ける訪日外国人旅行者に伴い深刻化する宿泊施設の不足を解消しようと、ホテルや旅館への投資を呼び掛けるセミナーを開き、地元の観光資源などをPRした。
これは日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催したもので、海外の投資家やホテル関係者などおよそ100人が参加した。関西地方の奈良県、和歌山県、大阪市、堺市などの担当者らが地元の様々な観光資源やそれぞれの魅力をPRしていた。

「総合区」の本格的な議論始まる 大阪市議会

「総合区」の本格的な議論始まる 大阪市議会

大阪市議会の特別委員会が開かれ、「大阪都構想」とともに検討が進められている「総合区」についての本格的な議論が始まった。
総合区は、大阪市を残したまま区長の権限を拡充するもので、大阪市は現在の24区を8つの区に統合・再編したうえで、地域の実情に即応した行政サービスを提供するとした素案を取りまとめ公表している。
大阪維新の会が掲げる「住民投票の実施という目的を達成するために、総合区を”かませ犬”にしている」との自民党議員の批判もあったが、いまは活気ある大阪再生に向け、総合区の区割りはじめ問題点を一つ一つ丁寧に議論して潰し、そして最大限メリットとして生かせるように、党の枠を超えて詳細に議論し尽すことが求められる。

南海トラフ巨大地震に備え9/5に「大阪880万人訓練」

南海トラフ巨大地震に備え9/5に「大阪880万人訓練」

南海トラフ巨大地震に備えて、防災意識の向上を促す「大阪880万人訓練」が9月5日に行われる。当日は午前11時に地震が発生したと想定し、同3分ごろに府内にいる人の携帯電話に大津波警報の発表を知らせるメールを送信する。
南海トラフ巨大地震が起きた場合の死者は最悪約13万人に達すると推計されている。府は訓練当日にどのように行動するかを一人ひとりが事前に考え、実行するよう呼び掛けている。
この訓練は東日本大震災翌年の2012年に始まり、今回が5回目となる。国が定める防災週間(8月30日~9月5日)に合わせて実施している。

外国人家政婦、大阪府も受け入れ開始 事業者2社決まる

外国人家政婦、大阪府も受け入れ開始 事業者2社決まる

大阪府が今年4月、外国人労働者による家事代行サービスを解禁する「特区」に認定されたのを受け、8月29日、サービスを行う事業者2社が決まった。
政府は、家事を担う人の負担を軽減し、働き方の幅を広げる狙いで、このサービスを考えている。大阪府は神奈川県に次ぐ2例目として認定された。
今回、「基準適合通知書」を手渡された事業者2社は、年内に計約10人の外国人労働者を受け入れたいと話している。

大阪市が2カ所目の児童相談所を10月開設 南部区域対応

大阪市が2カ所目の児童相談所を10月開設 南部区域対応

大阪市は市内で2カ所目となる児童相談所を10月に新たに開設すると発表した。新たに開設されるのは「大阪市南部こども相談センター」。建設費は約8,000万円で、平野区、阿倍野区など市内南部4つの区を管轄する。
大阪市の児童相談所はこれまで、中央区の「こども相談センター」1カ所しかないのに対し、虐待の相談件数は約4,500件と全国の政令指定都市で最多となっていて、求められる迅速な対応、措置を講じることが困難となっていた。

松井府知事、経産相に2025年「万博誘致」へ協力要請

松井府知事、経産相に2025年「万博誘致」へ協力要請

大阪府の松井一郎知事は8月26日、世耕経済産業相を表敬訪問し、2025年の大阪万博誘致への協力を求めた。
大阪府は”人類の健康・長寿への挑戦”をテーマに、6月以降、各界の有識者を招き基本構想を検討していて、大阪市の夢洲地区を開催地にするなどの構想を示している。
万博の開催には政府の閣議決定が必要だが、世耕大臣からは基本計画書を早急に作ってほしいと要請があったという。これを受け、松井知事は秋までに基本構想の完成を急ぎたいとしている。

猛暑続く大阪の今夏の熱中症死亡者30人に

猛暑続く大阪の今夏の熱中症死亡者30人に

大阪府警などによると、記録的な猛暑が続く大阪府内の熱中症による死亡者が、7月から8月21日までに30人に上ったことが分かった。
年代別で見ると、60代が6人、70代が7人、80代が11人と60歳以上がおよそ80%を占めている。また、死亡者のうち25人が室内で見つかった。部屋にクーラーが設置されていても、使用していないケースも多いという。

2015年で来阪外国人客716万人と前倒しで達成 大阪府

2015年で来阪外国人客716万人と前倒しで達成 大阪府

大阪府は、2020年までの経済や観光などの目標値、取り組みをまとめた「大阪の成長戦略」について、2015年時点の達成状況をホームページで公表した。
来阪外国人客は「2020年に年間650万人」が目標だったが、716万人と過去最高を記録し、目標時期を5年前倒しで達成。外国人延べ宿泊者数も897万人と過去最高だった。
今回の中間達成状況を受け、府は来阪外国人客の目標値などを見直し、本年度中に成長戦略を改定する考え。

「日本維新の会」へ変更 全国で党勢拡大へ おおさか維新

「日本維新の会」へ変更 全国で党勢拡大へ おおさか維新

おおさか維新の会は8月23日、大阪市内のホテルで臨時党大会を開き、「日本維新の会」への党名変更を正式に決めた。「おおさか」を外し、次期衆院選に向けて全国での党勢拡大を目指す。
松井一郎代表(大阪府知事)は「これ以上『おおさか』にこだわると、エリアにこだわっているという誤解を招きかねない」とし、地名が付いた党名では幅広い有権者に浸透しにくいとの考え方をにじませた。
おおさか維新の会は2015年11月、維新の党の分裂に伴い、大阪系議員を中心に結成された。今年7月の参院選では改選前の7議席から12議席に増やしたが、選挙区選での当選者は大阪、兵庫の3人にとどまっている。

天神橋筋商店街と大阪天満宮で阿波踊り 商店街盛り上げ

天神橋筋商店街と大阪天満宮で阿波踊り 商店街盛り上げ

阿波おどりで商店街を盛り上げる「天神天満阿波おどり」が8月21日、大阪市北区の天神橋筋商店街と大阪天満宮で開催された。
関西阿波おどり協会所属の11連、約330人が阿波おどりを披露。間近で見られる華やかな踊りに集まった買い物客らは、列をつくって見入り、楽しんでいた。
編みがさに浴衣、法被に鉢巻きなどの踊り手が太鼓や笛、三味線の鳴り物に合わせ独特の足さばきで商店街を行進。大阪天満宮では参加者全員が踊る総踊りが披露された。