ウナギ資源管理団体「全日本持続的養鰻機構」設立 2014年10月31日和食材のニュースoosaka ウナギ資源管理団体「全日本持続的養鰻機構」設立 ウナギの資源管理のために国内各地の養殖業者らがつくる「全日本持続的養鰻機構」(静岡市)の設立総会が10月30日、東京都内で開かれた。日本と中国、台湾、韓国が9月に開いた会合で、設立することを合意していた。同機構が、減少している二ホンウナギの効果的な管理を実施する。
はなまる 2015年2月までに公募制度第1号の外食店 2014年10月30日和食材のニュースoosaka はなまる 2015年2月までに公募制度第1号の外食店 はなまる(東京都中央区)は、2015年2月末までに「健康と美容」をテーマにした外食店を開業する。今年度導入した新規事業の公募制度によるアイデアを具体化するもので、その第1号となる。讃岐うどん店「はなまる」に続く主力事業の育成を目指す。公募制度は約340人いるすべての社員が応募可能で、1件当たり最大5000万円かけて出展する。はなまるうどんは現在、全国に約330店あるが、一段の成長には新規事業の立ち上げが必要と判断した。
イネ害虫に強い遺伝子を特定 農業生物研と2大学G 2014年10月30日和食材のニュースoosaka イネ害虫に強い遺伝子を特定 農業生物研と2大学G 農業生物資源研究所と九州大学、名古屋大学の研究グループは10月29日、イネに大きな被害を与える害虫のトビイロウンカに強い遺伝子を、インド産のイネで特定したと発表した。日本産のイネにこの遺伝子を導入したところ、ある種のトビイロウンカに対して強いことを証明した。今後、トビイロウンカに強い別の遺伝子を特定し、中国から日本に飛来する多くのトビイロウンカに対抗する、日本産イネの品種開発が期待される。
冬の味覚ズワイガニ 解禁目前!雌78%増 好漁を期待 2014年10月30日和食材のニュースoosaka 冬の味覚ズワイガニ 解禁目前!雌78%増 好漁を期待 冬の味覚・ズワイガニ漁解禁(11月6日)を前に、京都府海洋センター(宮津市)は10月29日、カニの分布調査結果を発表した。過去5年の平均値と比べて雄ガニは7%減少。これに対し、雌ガニは78%の増加だった。同センターは「天候に恵まれて安定的に漁ができれば、雌ガニは好漁も期待できそうという。
ミカン卸値2割安 8月の多雨で糖度低く需要伸びず 2014年10月30日和食材のニュースoosaka ミカン卸値2割安 8月の多雨で糖度低く需要伸びず 商品の出回りが本格化しているミカンの卸価格が安い。東京・大田市場の卸値(相対取引・中値)は主力の熊本産が10㌔当たり1600円前後で前年同期比2割安い。糖度が低いこともあって需要が伸びない。 東京都中央卸売市場の10月中旬のミカンの入荷量は前年同期比2割弱多い。西日本では8月に雨量が多く、実が水を吸って重量ベースの出荷量が増えた。ところが、肝心の実が水を吸いすぎて糖度が低いという。東京都内のスーパーの小売価格は、10個入りの袋が400円前後で、前年に比べ1割程度安い。
マルサヤがシンガポールに日本料理本来の”和食”店 2014年10月29日和食材のニュースoosaka マルサヤがシンガポールに日本料理本来の”和食”店 かつお節卸のマルサヤ(東京都大田区)は11月上旬、シンガポールに和食レストランを出店する。日本料理本来の味にこだわり、2年以上”寝かせた”かつお節や昆布など天然の「だし」のみを使い、だし巻き卵や煮物など日本料理本来の味を広める。
コロワイド カッパHDの買収発表 工場を相互活用 2014年10月29日和食材のニュースoosaka コロワイド カッパHDの買収発表 工場を相互活用 コロワイドは「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトホールディングス(HD)を買収すると発表した。株式公開買い付け(TOB)と第三者割当増資を組み合わせ、カッパ株の50.5%を取得する。全体の投資額は最大305億円を見込む。買収終了後に両社は、工場の相互利用などで連携を進め、経営効率化につなげる。
コメ先物値上がり 「東京コメ」が安値から7%高 2014年10月29日和食材のニュースoosaka コメ先物値上がり 「東京コメ」が安値から7%高 コメ先物が上昇している。大阪堂島商品取引所の「東京コメ」は10月28日、60㌔当たり7740円と10月中旬に付けた安値から7%高となった。「大阪コメ」も10月中旬の安値から2%高い水準で取引された。コメ先物は需給の緩みを背景に昨年から下落傾向が続いていた。農林水産省は11月30日には、10月15日時点での作況を発表する予定で、夏の日照不足と低温が原因で、中国地方や九州地方など西日本で平年の収量を下回るとしていた9月15日時点の作況を、さらに下方修正する可能性がある。
東太平洋クロマグロ漁獲枠協議 特別会合始まる 2014年10月29日和食材のニュースoosaka 東太平洋クロマグロ漁獲枠協議 特別会合始まる 東太平洋のクロマグロ漁獲枠などを話し合う「全米熱帯まぐろ類委員会」の特別会合が10月27日午前(日本時間28日未明)、米カリフォルニア州ラホヤで始まった。7月の年次総会では、日本とメキシコの主張が対立し、結論が出なかった。会合は3日間の予定だが、難航も予想される。
9月は和・洋でファストフード明暗 尾ひく期限切れ肉 2014年10月28日和食材のニュースoosaka 9月は和・洋でファストフード明暗 尾ひく期限切れ肉 日本フードサービス協会が10月27日発表した9月の外食産業市場動向調査によると、日本マクドナルドで発覚した中国産の期限切れ鶏肉問題が尾をひき、洋風ファストフードの売上高は前年同月比11.7%減と大幅に落ち込んだ。新店を含む外食産業の全体でも2.0%減と4カ月連続で前年実績を下回った。洋風ファミリーレストランも1.4%減となった。居酒屋も店舗数の削減で5.1%減となった。一方、牛丼チェーンなどの和風ファストフードは5.9%増と好調だった。