森永乳業 アイスクリーム「パルム」3割増産 5年ぶり
森永乳業は2016年夏に向けて、主力のアイスクリーム製品「パルム」の生産能力を3割引き上げる。約13億円を投じて子会社工場に新ラインを増設する。これにより、16年度の同製品の出荷額を15年度から1割増やす。12月に着工し、16年3月から稼働する予定。同社のアイスクリーム製品の増産は約5年ぶりとなる。
「和食材のニュース」カテゴリーアーカイブ
江崎グリコ 初物アーモンド使用の人気チョコ今年も
日本海の冬の味覚、北陸などでズワイガニ漁解禁
キャベツ・レタス・ハクサイ・ダイコン値下がり
北海道でパプリカ栽培 富士電機などが植物工場
住友化学 コメの生産・販売に乗り出す 業務用で拡大
住友化学 コメの生産・販売に乗り出す 業務用で拡大へ
住友化学がコメの生産・販売に乗り出した。今年は東北から九州の全国二十数カ所、約200㌶で栽培している。目標は通常のコシヒカリに比べ2割以上の収量を確保すること。農薬や肥料などを総合的に提案できる強みを生かして耕作面積を広げ、業務用を中心に販路を確保していく考えだ。
同社は昨年、農業ベンチャーからコメ品種に関する資産を取得した。コメの生産・販売は今年が実質的に初年度となる。2016年には生産を委託する面積を1000㌶に拡大する計画。外食やコンビニエンスストアなど販売先の確保に向けた取り組みも進めている。
住友化学は全国7カ所にある農業法人の運営に関わる。グループ会社が委託生産先からコメを買い取り、販売先も確保する。
百貨店でコメ量り売り 神明HD まず阪急うめだ本店で
キッツ 16年度に魚養殖プラントを事業化
キッツ 16年度に魚養殖プラントを事業化
キッツ(千葉市美浜区)は、2016年度に魚養殖プラントの事業化に乗り出す。工業用バルブや流体制御機器で培った水浄化技術を活用。閉鎖循環型の陸上養殖システムを市場投入する。
同システムは天候を問わない安定生産などが可能。同社はEPC(設計・調達・建設)から運営、コンサルティングまで一貫したエンジニアリングサービスを武器に市場開拓する。同事業で早期に売上高20億円を目指す。
キッツは2012年6月からグループの水関連技術が製品・サービスを結集させ、水の循環技術などを開発してきた。ここで得た知見をもとに、陸上の工場などで魚を養殖する閉鎖型システムを独自に完成させた。
13年には実証実験としてタイで稚エビ、日本でヒラメの要職を開始。15年3月から茅野工場(長野県茅野市)内に養殖プラントを整備し、マダイを養殖している。
ノンアルビール訴訟 サントリーの主張棄却 アサヒ勝訴
ハウス食品「CoCo壱番屋」 TOB実施し連結子会社化
ハウス食品「CoCo壱番屋」TOB実施し連結子会社化
ハウス食品グループ本社は10月30日、カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)を、株式の公開買い付け(TOB)を実施し、約301億円を投じ連結子会社化すると発表した。出資比率を現在の19.55%から51%にする。新メニューの開発力を上げるほか、原材料費の削減も進める。
ハウス食品の浦上博史社長は「連携して、日本のカレー文化を世界に広げる」と海外事業を強化する方針を明らかにした。
壱番屋は1978年創業。カレー以外の業態も含め、2015年9月末で国内1259店、海外147店を運営。ハウスは壱番屋で使うカレーのルーなどを供給していた。