ハウス食品「CoCo壱番屋」 TOB実施し連結子会社化

ハウス食品「CoCo壱番屋」TOB実施し連結子会社化

ハウス食品グループ本社は10月30日、カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)を、株式の公開買い付け(TOB)を実施し、約301億円を投じ連結子会社化すると発表した。出資比率を現在の19.55%から51%にする。新メニューの開発力を上げるほか、原材料費の削減も進める。
ハウス食品の浦上博史社長は「連携して、日本のカレー文化を世界に広げる」と海外事業を強化する方針を明らかにした。
壱番屋は1978年創業。カレー以外の業態も含め、2015年9月末で国内1259店、海外147店を運営。ハウスは壱番屋で使うカレーのルーなどを供給していた。