地域の医療・介護・保育(子育て)は地域で

地域の医療・介護・保育(子育て)は地域で。
厚生労働省は「2030年には約47万人が、死に場所が見つからない”死に場所難民”になる可能性がある」と警告している。これだけ高齢者が増えると、病院のベッドだけでは圧倒的に足りなくなる。

訪問介護ステーション機能の強化・拡大-求められるヘルパー確保がカギ

2025年を展望すると、施設介護には限界があり、在宅介護に軸足を置いたケア体制が主流にならざるを得ません。そこで「訪問介護ステーション」を核にした、地域ごとの安定的な介護体制整備が必要になります。ここで求められるのがヘルパーの絶対数の確保です。有資格者はもとより、想定される就業地・就業条件など具体的に示し、育成・資格取得を促す方策が必要です。