インフルエンザ大流行 患者数過去最多の283万人

インフルエンザ大流行 患者数過去最多の283万人

厚生労働省によると、全国のインフルエンザの推計患者数は約283万人で、前週から112万人増え、現在の調査方法となった1999年以降で最多という。
年齢別では5~9歳が約59万人と最も多く、10代も約40万人に上っている。都道府県別の定点1医療機関あたりの患者数は鹿児島が最も多く86.53人。次いで宮崎84.97人、福岡83.99人、大分82.40人、佐賀69.64人と上位は九州勢が占めた。大阪は44.17人、東京は49.67人、愛知は62.12人。計44都府県で警報レベルの30人を超えた。
これに伴い休校や学年・学級閉鎖した保育所や幼稚園、小中高校は全国で7536施設に上り、前週の161施設から50倍近くに急増した。
流行しているウイルスはA型のH1N1とB型が同程度で、全体の8割程度を占めている。