近畿2府4県の10月倒産172件 30年間で2番目の低水準

東京商工リサーチ関西支社のまとめによると、10月の近畿2府4県の企業倒産は172件で、前年同月より2割減少した。10月としては過去30年で2番目に少ない水準という。これは、新型コロナウイルス禍による経営破たん回避のため、国が打ち出した給付金や助成金、金融機関を通じて行われた無利子・無担保の資金繰り支援などが一定の効果を上げたため。
業種別にみると、飲食、宿泊などのサービス業が62件で最多。以下、小売業が34件、建設業が23件と続いた。負債総額は230億2,200万円。