大阪府 重症病床新設の病院に1床あたり5,000万円の補助金

大阪府は、新たに30床程度の新型コロナウイルスの重症病床を確保する必要があるとして、今後重症患者を受け入れる医療機関に1床あたり5,000万円を補助する制度を設けることになった。
すでに重症患者を受け入れている規模の大きい病院などを想定していて、府は経費として新年度予算案に15億円を計上している。新たな病床施設の設置に応じる医療機関を公募することにしており、コスト面での支援を行うことで重症患者の受け入れ先を確実に確保したい考え。
大阪府は感染拡大で、重症病床の運用率が一時80%を超えるなどひっ迫した状態が続き、医療崩壊のリスクが指摘されていた。