身元不明の高齢者情報 大阪府に迅速連絡を

 大阪府は6月12日までに、認知症などで身元不明のまま保護される高齢者が相次いでいるのを受け、保護した高齢者や行方不明の高齢者の情報を迅速に府に連絡するよう府内全市町村に求めた。連絡を受けて府は、高齢者の写真や服装、持ち物、身体的特徴などを府内市町村にメールで配信、早期の身元判明につなげる。
 府は9日、府内の各自治体に保護されている身元不明の高齢者が6人いると発表。保護機関が約49年にわたる人もおり、早期の情報共有が重要だと判断した。