昨年の食品に関する相談は過去10年で最多

昨年の食品に関する相談は過去10年で最多

 2014年版「消費者白書」によると、13年度に全国の消費生活センターに寄せられたトラブルの相談件数は、92万5000件(12年度比8%増)と9年ぶりに増加に転じた。高齢者の相談が目立ち、08年度から1.6倍に増えた。また、メニューの虚偽表示が相次いだことなどを受け、食料品に関する相談も過去10年間で最多となった。

 13年度の高齢者(65歳以上)の相談件数は前年度より5万3000件多い26万7000件。食料品に関する相談件数は7万8000件で、12年度より2万8000件増えた。メニューの虚偽表示に関連した相談件数の影響で増加した