国産豚肉、卸値1割下落 夏休みで給食向け需要減で

国産豚肉、卸値1割下落 夏休みで給食向け需要減で

 国産豚肉が下落している。7月18日の東京食肉市場では指標となる枝肉の上物平均が1㌔当たり581円。学校の給食向け需要が減少する夏休みを迎え、600円台前半で推移していた7月上旬までに比べ1割ほど下がった。

  昨年夏の猛暑で種付けが不調だったことや、春以降に広がった豚流行性下痢(PED)の影響で出荷頭数が少ない状況が続く。6月の東京の平均卸値は前年同月比3割高い1㌔当たり666円だった