月別アーカイブ: 2014年8月

山田養蜂場がネパールの世界遺産近くで15年目の植樹

山田養蜂場がネパールの世界遺産近くで15年目の植樹

 はちみつローヤルゼリーの製造・販売を手掛ける山田養蜂場(岡山県鏡野町)が、ネパールで続けている植樹活動が今年で15年目を迎えた。節目の年に世界遺産チャングラナヤン寺院の近くで苗木を約2500本植樹した。今後も活動を続け、ネパールの森林再生を支援していく考えだ。NNAが報じた。

 首都カトマンズ中心部から東に約25㌔離れたチャングラナヤン地区。7月30日午前、日本から参加したボランティアや現地の中高生、政府関係者など総勢約200人が山の斜面に丁寧に苗木を植えて行った。今回はかつて現地の森で自生していたインドシイ、アラカシ、ワリッチイ・ヒメツバキなど15種類を植えた。同社は1999年からネパールで植樹を始め、これまでに計約45万株を植えてきた。

なんばCITYに9月末にムスリム向け祈とう室設置

なんばCITYに9月末にムスリム向け祈とう室設置

 南海電鉄(大阪市)は9月30日、難波駅直結の商業施設「なんばCITY」(大阪市中央区)にイスラム教徒(ムスリム)向けの祈とう室を設置する。南海電鉄によると、関西の鉄道会社が祈とう室を設けるのは初めて。祈とう室内にはメッカの方向を示す印を設け、男女別にし切って約10人が同時にお祈りできるようにするという。

 ビザ要件の緩和などでイスラム教徒の多いインドネシア、マレーシアなど東南アジア4カ国から昨年、関西国際空港経由で入国した外国人は約24万人で、前年比55%も増えている。

大阪は15件で2位 危険ドラッグの1~7月交通事故

大阪は15件で2位 危険ドラッグの1~7月交通事故

 危険ドラッグの吸引が原因とみられる交通事故が今年1~7月で、全国で少なくとも80件を超え、昨年1年間の67件をすでに上回っていることが分かった。このままのペースなら倍増となる可能性もある。

 都道府県別では、最多は愛知県の21件、次いで大阪の15件、以下、東京11件、神奈川9件、千葉、兵庫、香川各4県の順。

7月87万人 ハリポタ効果で入場者最多に 関西圏以外6割

7月87万人 ハリポタ効果で入場者最多に 関西圏以外6割

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の運営会社は7月31日、7月の入場者数が87万人(速報値)となり、7月としては2001年の開業以来、最多になったと発表した。15日にオープンした「ハリー・ポッター」エリアを目指して多くのファンが訪れたためだ。

 新エリア開業後はとくに遠方からの客が多く、前年の2倍以上に達した。従来は3、4割だった関西圏以外からの客は6割に達し、比率が逆転。外国人旅行客も大幅に増えているという。売上高も7月としては過去最高。8月は01年8月に記録した単月過去最多の132万人超えを目指す。14年度は1100万人。ハリポタエリア開業日からの1年間では1200万人の入場を見込む。

家計に響く食品値上げの夏 断続的に続く可能性

家計に響く食品値上げの夏 断続的に続く可能性

 生活に身近な食品が8月以降、相次いで値上げされる。7月から一部メーカーではチョコレート菓子やハム・ソーセージなどを値上げしたが、これからは魚介類を利用した缶詰・瓶詰や、一部産地のコーヒーなどにも値上げの波が広がる。原材料価格の上昇が主因で、転嫁値上げは断続的に続く可能性もあり、家計には重く響いてきそうだ。

米産牛バラ肉一段高 卸値は1カ月で1割上昇

米産牛バラ肉一段高  卸値は1カ月で1割上昇

 牛丼チェーンが使う米国産冷凍バラ肉が一段と上昇している。足元の卸値は前年比5割高の1㌔当たり900円前後で月初から1割ほど上昇した。牛の飼育頭数が減った米国では先高観から生産者が肥育期間を延ばし、品薄感が増している。

 米国では2011~12年の干ばつで餌が足りず、前倒しで牛を出荷した。今年1月時点の飼育頭数は前年同期より2%少ない8700万頭。1950年代以降で最も少ない。今後の値上がりを見込んで出荷を絞る生産者も目立ち、7月中旬のと畜頭数は前年同期より1割少ない。