海遊館の入館者6500万人達成 国内水族館で最速
大阪市港区の水族館「海遊館」の入場者が8月27日、1990年7月のオープン以来、6500万人に達した。同館は年間入館者が200万人を超える人気施設で、国内の水族館では最速で達成した。
6500万人目となったのは埼玉県八潮市の近藤信二さん(48)。妻裕見子さん(49)、次女の寧音(ねね)さん(8)と家族3人で観光に訪れた。
7月既存店の食品スーパー0.2%増収3カ月連続プラス
日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が発表した7月の全国スーパー売上高は既存店ベースで7901億円と前年同月比で0.2%増加した。前年実績を上回るのは3カ月連続となる。4月の消費増税前に発生した駆け込み需要の反動減が調味料などで続くが、相場高などに支えられた生鮮品が全体の売り上げを押し上げた。生鮮3部門は2.9%増えた。とくに豚肉の相場高が影響した畜産が8.1%増と大きく伸びたのが目立つ。
7月29日の土用の丑のウナギ関連商品が販売好調だった。水産も2.5%増加した。コメや飲料、調味料といった一般食品が買いだめの影響がまだ続いており、2.1%減だった。
太平洋クロマグロ15年1月からの漁獲枠半減 水産庁
水産庁は8月26日、「資源・養殖管理に関する全国会議」で、太平洋クロマグロについて2015年1月からの漁獲枠を半分にすると発表した。具体的には、幼魚の漁獲上限を年4007㌧と、2002~04年の平均値(8015㌧)の半分にする。日本沿岸を6地域に分け、それぞれに過去の漁獲実績に応じて計算した上限を設ける。九州南部が785㌧、日本海北部が410㌧、太平洋北部が285㌧などとする。
日本沿岸で地域別に漁獲上限を設ける。乱獲により太平洋クロマグロの親魚の資源量は過去最低水準に近づいており、きめ細かい管理で回復を目指す。クロマグロの価格が高止まりする一因になりそうだ。
JICA ミャンマーの6空港の保安設備整備事業始動
国際協力機構(JICA)はこのほど、ミャンマーに対する無償資金協力の一環として同国の空港の保安設備を整備するプロジェクトを始動した。12億3300万円を投じ、2015年2月までに方角や距離を無線で航空機に伝える設備などを同国内の主要6空港に設置する。
プロジェクトの第1弾として、爆発物を検査する機器を同国最大の都市ヤンゴンと第2の都市マンダレーの国際空港に据え付けた。荷物に付着している爆発物の粉末を検知する機器で、ヤンゴン国際空港に3台、マンダレー国際空港に2台それぞれ設置した。ミャンマーの空港に爆発物の検査機器が設置されるのは初めて。NNAが報じた。