日照不足や気温低下で葉物野菜など平年より高く

 

 

日照不足や気温低下で葉物野菜など平年より高く

農林水産省は9月17日、9月後半の野菜価格の見通しを発表した。8月下旬以降の天候不順が影響し、一部の野菜の出荷が減って価格が平年(過去5年の平均)を上回る可能性があるとしている。高くなると見込まれるのはキャベツなど一部の葉物野菜やキュウリ、ナスなどの果菜類だ。8月中旬以降の日照不足や気温低下のため生育が遅れている。気象庁によると、9月末までこうした天候が続く見込みだ。

東京都中央卸売市場では現在、平年に比べキャベツが7割、レタスが5割、ナスが3割高。またネギは2割、ホウレンソウは1割それぞれ安い。