月別アーカイブ: 2014年9月

農水省14%増の2.6兆円 2015年概算要求

 

農水省14%増の2.6兆円   2015年度概算要求

農林水産省がまとめた2015年度予算の概算要求は前年度当初予算比14.1%増の2兆6541億円となった。このうち公共事業費が同22.2%増の8038億円、非公共事業費が同10.9%増の1兆8503億円。農地集積のため点在する農地を借り上げ、積極的な生産者に貸し出す「農地中間管理機構」の予算では576億円を要求した。6次産業化の推進として農林漁業成長産業化ファンドを積極活用し、財投資金として150億円を計上した。

値上げの秋 まず乳製品・魚介類”食”を直撃

 

 

値上げの秋  まず乳製品・魚介類から”食”を直撃

乳製品や魚介類の缶詰などの食品が9月1日から順次値上がりする。世界的な天候不順で原料価格が上昇したほか、原油の高騰などで生産コストが膨らんでいることが背景にある。消費税増税ですでに出費が増えている家計は一層の負担を強いられることになる。とくに値上げが目立つのが乳製品。各社、そして製品によって幅はあるが、価格は据え置くが6%台から20%の容量を減量する企業から、値上げを実施する企業まで対応は様々。値上げ幅は乳製品で小売りベースで5~10円、魚介類の缶詰で10~30%。

 

 

 

 

 

 

 

 

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セブンイレブン 関西でおでんつゆ刷新

 

 

 

 

 

 

セブンイレブン   関西でおでんつゆ刷新

セブン-イレブン・ジャパンは、関西地区の店舗で販売するおでんのつゆを新しくしたと発表した。関西の人気店を参考にして、具材も見直した。2014年度に関西地区のおでんの売上高を前年比2割超増やす計画だ。関西の消費者の嗜好に合わせ、みりんを多めに使い、甘みを強調。かつお節や昆布に加え、新しい鶏ガラも使った。

大阪府 密集市街地2020年までに解消へ行動指針

大阪府  密集市街地2020年までに解消へ行動指針

大阪府は9月1日、巨大地震対策として建物倒壊や火災の恐れが高い密集市街地を2020年度までに解消することなどを盛り込んだ新たな「地震防災アクションプラン」(行動指針)を決定した。府内だけで全国の密集市街地の4割に当たる2248㌶を占めており、府は公園整備や老朽化した住宅の除却を進める。

日印首脳 東寺を散策 安倍氏、モディ氏をおもてなし

日印首脳 東寺を散策   安倍氏、モディ氏をおもてなし

安倍晋三首相は8月31日、日本を訪問中のインドのモディ首相を世界遺産の東寺(京都府南区)を案内し、ともに仏像などを見学した。前夜の京都迎賓館での夕食会に続く”おもてなし”で、インドとの関係強化を目指す意向をアピールした。

東寺は真言宗の開祖・弘法大師空海ゆかりの寺院で、密教を通じてインドとの関係も深い。安倍首相は東寺講堂前でモディ氏を出迎え国宝の五重塔を一緒に見て回った。大日如来の前では並んで合掌した。

大阪市8月「猛暑日」ゼロ 神戸・和歌山市も

大阪市8月「猛暑日」ゼロ  神戸・和歌山市も

大阪市で8月、最高気温が35度以上の猛暑日が、記録的な冷夏だった1993年以来、21年ぶり」にゼロを記録した。近畿地方の県庁所在地では、他に神戸市が2008年以来、和歌山市が09年以来のゼロだった。 気象庁によると、8月の大阪市内の最高気温は平均31.8度。雨の日が多く、日照時間は平年の約7割だった。大阪市は、昨年8月は計18日間猛暑日だった。

インド首相 山中所長に血液疾患治療で協力要請

インド首相  山中所長に血液疾患治療で協力要請

日本を訪問中のインドのモディ首相は8月31日、京都大学iPS細胞研究所(京都市)を視察し、ノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥所長から幹細胞研究の説明を受けた。モディ氏は「インドでは血液疾患に苦しむ子供が多い。インドでもiPS細胞の研究を進め、治療に役立てたい」と協力を求めた

インドでは治療法が確立されていない鎌状赤血球貧血症という遺伝病が多数報告され、対応が課題となっている。インド政府筋によると、モディ氏は医療分野での技術向上や開発促進につながる日本の協力に強い関心を寄せており、自ら山中所長との面会を希望したという。