アクリルアミドは遺伝毒性持つ発がん物質 食品安全委

アクリルアミドは遺伝毒性持つ発がん物質  食品安全委

内閣府食品安全委員会は10月3日、ポテトチップスなどに含まれる化学物質のアクリルアミドに、次世代にも影響が及ぶ「遺伝毒性を持つ発がん物質」との評価案を示した。アクリルアミドに対する国内での評価は初めて。今後、メーカーでの低減策を求められそうだ。

農林水産省によると、アクリルアミドは炭水化物を多く含む原材料を120度以上の高温で揚げたり、焼いたりすると発生する。これまでの調査では、多く含むものにジャガイモの加工品、ケーキ・ビスケット類、トースト、コーンスナック、コーヒーなどがある。