農作業アシストスーツ 15年度から量産へ半額補助

農作業アシストスーツ  15年度から量産へ半額補助 

農林水産省が2015年度から、農作業を手助けするロボットの開発支援に乗り出すことが10月11日分かった。体に装着し、農作業で腰や足に掛かる負担を軽減する「アシストスーツ」の量産に必要な費用を半分程度補助する。完成品は、和歌山県など大規模ミカン農家に貸与し、どの程度作業の効率化に役立つか実験を行う。

農水省は年間1000台程度のアシストスーツが製造できる企業や研究施設を支援する。量産に必要な原材料費や設備投資について、総額から2分の1程度を補助する方向。農家での実証実験の費用も半額程度補助する。