大阪の百貨店は各店とも増収 外国人観光客の需要が寄与

大阪の百貨店は各店とも増収  外国人観光客の需要が寄与

大阪の主要百貨店は12月1日、11月の売上高(速報値)を発表した。高級ブランドの婦人服や、紳士服などの衣料品の動きが好調だったほか、外国人観光客による買い物が好調で、各店とも前年同月に比べて増収だった。

あべのハルカスに入る近鉄百貨店本店(大阪市阿倍野区)は前年同月比約17%の増収、来店客数で約束47%増、外国人向けの免税売上高は約5倍と急増した。阪急百貨店梅田本店(同市北区)は9.1%増と5か月連続の増収、免税売上高は約3.5倍だった。大丸は梅田店(同)が2.2%増収、心斎橋店(同市中央区)が3.8%増収。高島屋大阪店(同)は5.3%増収で、免税売上高も約3.5倍だった。